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人間の価値とは何なのか?需要と供給の市場原理で説明してみた。

人の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたもので測られるbyアルベルト・アインシュタイン

人間の価値ってなんだろう?と考えた時に、『需要と供給のバランス』がでてきました。

需要と供給のバランスとは?

この世の中には全て需要と供給のバランスが成り立っています。

これはイギリスの経済学者アダム・スミスが『国富論』で唱えております。

価値には『交換価値』と『使用価値』があります

交換価値とは貨幣などで交換できる価値の事です。

使用価値とはその商品を使ってみて得れる価値の事です。

たとえ話をひとつ挙げます。水とダイヤモンドという商品で説明しますと、『交換価値』はダイヤモンドの方が価値があります。理由は希少だからです。

しかし、『使用価値』の面ではダイヤモンドよりも水の方が使用価値があります。喉を潤したり、料理したり、作物を育てたり、掃除もできます。ダイヤモンドは装飾品としては優秀ですが、水のような用途の多様性、汎用性はありません。

水は供給量が多すぎるために『交換価値』がどうしても下がってしまうのです。普段の生活をしていてペットボトルの水とダイヤモンドを交換してくださいと言っても誰も交換しないかも知れません。

これが市場原理なのです。

しかし、これが状況が変わり、砂漠のど真ん中だと仮定します。皆様は原因不明の事故により、ヘリコプターが墜落して、砂漠のど真ん中にいます。

そこに、ヘリコプターでバッバッバッと救助隊が登場して、皆様、水を持って来ました。オアシスまであと40km離れています。この水で喉の渇きを潤してください。と水をご用意したら、皆様、水を購入されると思います。

きっと、500mlのペットボトルが1万円でも購入します。ダイヤモンドと交換してください。という方もいるかも知れません。(ヘリコプターで救助してくださいという現実的なお話はここではNGということで(笑))市場原理の説明です汗

このように、需要と供給のバランスというのは、欲しい人がたくさんいて、ご用意できる量が少ないと、必然的に価値が高くなります。逆もまた然りです。これが交換価値の原理原則なのです。

人間の価値はどうなのだろうか?⇒徳がある方は価値がある。

人間の場合はどうなのでしょうか?ここではノーベル賞をとったとか、最年少記録を更新した、または年収◯◯円になった。などの『人間の功績』などではなく『人間の価値』の方が大切なのではと私は考えます。

アインシュタインは『人間の価値はその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる』と言っています。功績≠使用価値なのです。

また、『使用価値にも需要と供給のバランスが成り立っている』と私は感じています。そして、いつの世も状況は砂漠のど真ん中にいる状況だと感じました。

理由は色々とあります。使用価値を高めている人が育つには時間がかかるから。ついつい自分本位で自分の事を優先してしまうから。元々人間には無限の使用価値があるから。誘惑や欲望があり、他の事をしてしまうから等々。

簡単に言うと、需要の面ではいつでも砂漠のど真ん中で喉がカラカラの状態なのかも知れません。渇きを潤したいのです。しかし、その渇きを提供する方は極端に少ないのです。

しかし、逆の言い方をすると、自分がいつでも砂漠の救助隊の隊員さんのようになれるということですね。

例えば、ゴミを捨てる人と拾う人、どちらが多くて、どちらの人間が価値があるのか?となると。当然、ゴミを拾う方の方が価値があります。

物質的価値でなく、使用価値がいつの世も大切なのです。

物質的価値が下がるくらいの人がいるのならそれもまた、いいのですが、なかなか人間というものは自分を含めて自分本位なので、需要と供給のバランスで捉えると、どうしてもいつの時代でも供給より、需要の方がたくさん多いといえます。

つまり、自分の価値は『物質的価値』も『使用価値』も自分の行い次第で、どんどん高めていけると言っても過言ではないです。

自分の価値を高めたいなーと思ったら世のため、人のために『徳のある行い』を行う事が大切ですね。。陰徳を磨きたいものです。

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