北海道で自然栽培を20町歩ほどされている折笠健(おりかさますらお)さんの農場見学

折笠農園の折笠健さんは70町歩の農地がある

車にて十勝帯広空港から幕別町(まくべつちょう)へ向かった。

折笠健(おりかさますらお)さん

そして、北海道で70町歩の栽培面積を持っている
折笠農場の折笠健(おりかさますらお)さんの農場にお伺いした。

折笠健さんは折笠農場の4代目になります。

70町ってどれくらいの広さ?と
ぴんとこない人がいるかもしれませんが、

東京ディズニーランド(ディズニーシーは49町歩)が総面積51町歩なので、
ものすごい広いですね。

ディズニーランド約1,5倍分。

そのうち自然栽培で栽培されているのは
23町歩ほど。

広大な大豆畑

折笠農場の大豆畑です。

画像で見ると大きさが分かり兼ねますが、
この畑1枚で10町歩ほどあります。

よく見ると大豆の葉の色が
違いますが、
おなじ畑でも品種を分けて
栽培します。

理由は
天候や生育状況によっては
育たない品種があるかも知れません。

大規模農家さんにとって、
収量がゼロということは
危機的状況です。

そのため、そのリスクヘッジとして、
おなじ作物を植える時でも
品種を分けて栽培します。

また、農薬や化学肥料を使わないので、
病気や害虫に強い品種を選ぶのも要諦の一つと
教えてくださいました。

折笠さんの大豆の育て方は土寄せをしない

折笠さんの無肥料・自然栽培で育てた大豆は
非常に手入れされていて、雑草も生えてなくきれいでした。

折笠さんの大豆畑

育て方をお尋ねしたら
大豆は播種後(種まき後)の土寄せをしないと教えてくださいました。

土寄せをすると土寄せするメリットよりも、
土寄せすることによる不利なことの方が厳しいとのこと。

土寄せとは?

農作物の根元に土を寄せかけること。

根をしっかり張らせるためや除草目的、水はけの改善など。

土寄せをすると
大豆の莢の位置が土に近くなり、
コンバインで刈り取るときに
ロスが多くなる。

それより、土寄せをしない代わりに
簡易の機械による除草機にて大豆の畝の部分を
除草をするのが折笠さんの栽培方法。

ある程度の高さまで大豆が育てば
草もそんなに育ちはしない。

なるほど。

大豆の莢も大きい

自然栽培の育て方は緑肥を使うこと

また、自然栽培は緑肥を使うことによって、
安定して収量を得ているということが判明。

緑肥の箇所で土を休めて、
輪作していく。

緑肥とは?

栽培している植物を、収穫せずそのまま田畑にすきこみ、
つまり、植物と土を一緒にして耕し、後から栽培する作物の肥料にすること

折笠農場の歴史

折笠農場は折笠健さんで4代目です。

折笠農園の先代は『ビート』という作物で
優秀生産者として2期連続表彰されたこともありました。

しかし、化学肥料や農薬によって
『畑が痩せていく…』ということを
実感したそうです。

この農法で孫の代までやっていけるのか?

そういった疑問符が浮かびました。

そして、減農薬、無農薬で
ビートや他の作物を育てることを決意したそうです。

家族や周りのみんなは大反対しました。。

『優秀生産者として
表彰されるくらい作物を育てる力や商品があるのだから…。』

『どこにそんなもの作って売るのだろうか?…』

いろいろといわれるなか、
折笠農場は薬を使わない農法で
作物を育てていきました。

そして、ますらおさんが折笠農場を継いで
木村秋則氏という方にお会いしました。

木村さんの言葉に心惹かれました。

それは
『山の木々や山の自然の営み、サイクルはすごくシンプル
判断基準がそれは自然か、自然じゃないか?そのどっちか』

ということ。

それから、自家採取や自然栽培を始めて
7年近くたちます。

折笠健さん

そんな折笠さんの育てた、
自然栽培の
トウモロコシやジャガイモは非常に甘く
特に、トウモロコシは生で食べても
美味しかった。

無肥料・自然栽培のトウモロコシは生でもあまい


マルカワみそ

河崎紘一郎

味噌屋の息子で生まれました。

1983年11月生まれです。 大正3年(1914年)創業のマルカワみそという会社で味噌屋をしております。 木の桶で一年寝かした有機の味噌しか作らない全国でも個性的な味噌屋さんです。 いろんなお味噌の魅力や日常に起きている事をブログにしております。 コンセプトは『味噌作りの息吹を伝えたい』です。

趣味はマラソンです。ヒマがあると走っています。 最近はサイクリングもしています。TREKのMADONEが愛車です。

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