マルカワみその会長河崎宇右衛門と京都の知恩院に行った

•  2011/03/30
•  紘一郎のプライベートな話

マルカワみその会長『河崎宇右衛門』と京都の知恩院に行く

東日本震災が起きる前の出来事（3月10日くらい）ですが、
84歳になったマルカワみその会長と一緒に、京都の『知恩院』に行った

会長が自分の足で歩けるうちに行きたい…と
いいだし、京都に仕事で行くついでに会長とお寺に行くことになった。

知恩院（ちおんいん）とは

知恩院（ちおんいん）とは浄土宗の総本山で京都府京都市東山区にある浄土宗総本山の寺院のことです。
大鐘楼などが国の重要文化財に指定されており、とにかく大きなお寺です。福井にはまずない規模のお寺ですね。

なぜ知恩院に参りに行ったのか？

河崎家と河崎宇右衛門じいちゃんはバリバリの浄土真宗を信仰していて、『なんで浄土宗のお寺さんに参りに行くの？』
と質問したところ、『親鸞聖人のおっ師さんが法然聖人なのだよ～』と教えてくれた。

それに今は84まで生きたら、いつ死ぬかわからん…、頭や体が達者なうちに見ておきたいんや…などといわれた。また、お隣りさんの河崎さんが今の時期だけ、知恩院の三門を参拝開放していて、見てくる値打ちがあるよと言われたのがきっかけ。

最初、会長ひとりで汽車に乗って京都まで行く！！と言っていたが
家族一同、猛反対。絶対に財布を盗られたり、何かのトラブルが起きかねないと言う事になり、付き添いで河崎が同伴。

会長と一緒に車で出かけるなんで10年ぶり位の出来事でした。
車の免許取立ての時に、社長が足を骨折して、若葉マークの自分が会長と一緒に京都の森口さんまで麹を配達したとき依頼でした。

子どもの頃は『きにょうむりょうじゅにょらい～』とか有無を言わさず祖父に仕込まれたが、
今は、全くおつとめせんようになってしまいました。『ほとけはほっとけ』ですかね？たぶんバチがあたるかもしれませんね（笑）

知恩院は勾配が強くて、お年を召された方には負担が大きい

知恩院はお寺なので山の上に門があります。
駐車場からお寺の門までの距離と勾配がきつくて、80歳過ぎた体には
たいへんそうだった。

なんとかかんとか知恩院の三門までついた。
そして、三門の中を見た。写真撮影はNGだったので、撮影できなかったが、
キラキラとしたお釈迦様や極彩色豊かな造りや彫刻や造形品がたくさんあった。会長ご満悦。

三門は高さがビルの4階くらいの高さまであり、角度の急な階段を登った。
この時に付き添いで来て正解と思った。会長ひとりだと、落下のおそれがあると感じた位、角度が高かった。

知恩院の本堂には鶯張りの廊下がある

知恩院の本堂の廊下はあるくと『キーキー』となく、鶯張り（うぐいすはり）
と呼ばれる廊下があった。

会長と一緒に歩くと、本当におとがした。
たしかに鶯の鳴き声のようだった。
なぜ廊下を歩くと音がするのか？職人さんが下手っぴだったのか？と
質問したら、盗っ人などの侵入を防ぐ防犯の役割をしているとのこと。
先人たちの叡智なのですね。

また、畳の職人さんが畳の手入れをしていた。これだけ大きな規模ですと、お抱えの職人さんたちもやりがいがありますね。

知恩院の大鐘楼は日本最大級

また、知恩院には大鐘楼があります
除夜の鐘などの時に煩悩を振り払うべく鐘をならすようですが、馬鹿でかい鐘でした。

会長、鐘をみてウコウコ状態（笑）

春のおとずれを感じるしだれ梅

なんだかんだで、結構勉強になった。
一度、長野の善光寺に行ったことがあるが、長野のお寺は質実剛健京都のお寺はきらびやかというか華があったように感じた。

境内の紅梅も綺麗で春の訪れを感じた。

帰りの車の中でいろんな話を会長とした
今、こうやって味噌作りのいろんな設備が有るのも会長が機械などを
買ったからできるのだなぁと感じた。

帰りの車で会長を喜ばせようとノリのいい曲かけて、『君を見てるといつもハートDOKI☆DOKI♪揺れる思いはマショマロみたいにふ～わふわ♪』とか歌っていたら、
『あやになるな！あやに！！このどずぼが！！！！どもならんやっちゃ…』（直訳、あほになるな、あほに、このバカ子供が、どうしようもないやつだ…）
と怒られた（笑）『あ～けいおんはやっぱあかんかぁ…とおもい、『X』の『SADISTIC DESIRE』という曲をかけたらまた、『あやかれ』といって怒られた（笑）

また、時間があったら、会長の行きたいところにいくのもいいかもしれない…と感じた。

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