オーガニック・無添加・食品のお店

平成30年に起きた福井豪雪で感じたこと。その1『情報の量と質の大切さ』

経営はヒト・モノ・カネ。そして情報。

2018年2月6日から2月13日にかけてこちら福井県越前市は歴史的な大雪を観測しました。

そこで実際の現場で感じた事をまとめてみます。まずは災害時には情報が大切になります。

私は2月6日の大雪のニュースから、様々な判断をしないといけませんでした。

大きな判断を幾つか挙げると

  • ○『他県に出張中のため福井への帰社の可否』
  • ○『手作り味噌教室の開催の可否』
  • ○『出荷業務の可否』
  • ○『お客様にどのような説明・対応をするのか?』
  • ○『売上、従業員さんの安否、お客様満足度について』

上記の事や他にも雪崩のように判断事が舞い込んできました。
『頼まれごとは試され事』ありがとうございます。

この事を判断するのに、精神論や感情論でなく、情報によって客観的に長期的に本質的に判断するようにしました。

よく大きな歴史的な戦いで勝敗の行方を左右する要素の1つに『情報戦が大切』と私は感じでいます。

特に昔と比べて、文化的、経済的に高度になってくると情報の質や量で情勢が左右されます。

2月6日、7日と手作り味噌教室で首都圏にいましたが、上記の帰社の可否、手作り味噌の可否について、脳から汗が出るほど考えました。

人間、脳をフルパワーでつかうと、夜も寝れないのですね。一睡もできませんでした。しかし、文明の利器は素晴らしく、スマートフォンでいろんな情報を入手できました。

そして、1つの情報が私を決定しました。その情報は『大寒波はこの1回(2月6日)でなく、同じ規模かそれ以上の大寒波が来週もう一度、やってくる!』という事でした。

情報は量も大切ですが、質もそれ以上に大切だと私は思っております。

その情報の質を高めるために、様々な角度から検証しました。
今は、天気1つにしても便利な世の中で、国家資格の気象予報士やスーパーコンピュータの駆使、今までの気圧配置からの推測、地球の遥か上空からの大気流からある程度の精度で天気を読めるのですね。

『もう一度、これ以上の大寒波がきたら?』と予想すると、まずは、会社にいて従業員さんや、会社を守らないとマルカワみそが駄目になると判断しました。

そうなると、外回りの営業はできない。。。
苦渋の決断でした。手作り味噌教室のキャンセルの電話は本当に心が痛みました。

主催者の店長様や依頼してくださった方々の顔を潰す行為でもあり、県外の期待してくださったお客様を想うと悔しさと申し訳ない気持ちで、ポロポロと涙が出てきました。

ご迷惑おかけしてしまい申し訳ございませんでした。この場を借りて深くお詫び申し上げます。

この寒波が2回目にやってくるのであれば?という仮定の元、重要判断項目であった、出荷業務やお客様対応、そして、従業員さんの安否、会社の安全性というのも比較的スムーズにできました。

この点は比較的、同県の企業様よりうまく取り組めたのではと自負しております。

大雪の後も、情報というのは大切でした。災害時にはデマなども出てきます。3回目のもう一度、大寒波がやってくる!(PS、大寒波は北陸地方の福井県でなく、東北地方や北海道地方に向かったようです。)そんな情報も出てきました。

混乱の中、災害のなか、いかに有益な情報を手にして、どのように捉えて活用するのか?

ものすごく大切な事をこの大雪で体験できました。いい勉強になりました。

ありがとうございます。感謝しております。

情報化社会という言葉ができて数十年になっています。これからはもっともっと沢山の情報が氾濫します。正解はありません。多ければいいというものでもありません。その中で、どのような情報の量と質をどれだけの精度で判断するのか?ということが大切になる確信しました。

河崎紘一郎

河崎紘一郎

味噌屋の息子で生まれました。

1983年11月生まれです。 大正3年(1914年)創業のマルカワみそという会社で味噌屋をしております。 木の桶で一年寝かした有機の味噌しか作らない全国でも個性的な味噌屋さんです。 いろんなお味噌の魅力や日常に起きている事をブログにしております。 コンセプトは『味噌作りの息吹を伝えたい』です。

趣味はマラソンやロードバイクの有酸素運動です。最近は将棋を嗜んでおります。棒銀が好きです。

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