食品廃棄について感じた、これからは食べ物はお金を払っても手に入らない時代が必ずやってくる。

食べ物はお金で買えると思っているが、現実はそうではない。お金でお腹を満たす事はできない。

先日の新聞記事で食品廃棄についての記事が記載されていました。

日本で排出される食品廃棄物は年間2775万トン。そのうちに、食べられるのに捨てられる食品は国内で年間600万トンにもなります。

この年間600万トンという数字は東京都民1300万が一年間に食べる量に匹敵します。

一言で言うともったいないですね。

『食べ物を粗末にする人間はバチがあたるんやぞ！』と祖父が教えてくださいましたが、日本人はこのままですとバチがあたりますね。

声高に『食品廃棄はいけない！』と叫んでも、現実はそうそう変わるものではないですね。

食品廃棄防止の仕組みを作る事が大切になります。

食品メーカーでしたら、製造工程に出てくるフードロスをいかに商品化できるか（例、米ぬかを別商品化、酒粕を2次利用などなど）、また、家庭での廃棄に関する意識付け（賞味期限に関する異常なこだわり）や、コンビニや外食での仕組み（売れ残りやイベントなどの残飯）などを改善しないといけません。

世の中で飢餓に苦しむ国の人がいるなか、お腹いっぱいで食べれるのに食べずに廃棄する国の人もいます。

今は経済力という力で均衡をとっていますが、そのバランスはいずれは破綻すると私はおもいます。

大雪の時に気づきましたが、お金を持っていても、ガソリンや灯油がなかったら、暖を取ることや車を走る事ができないですし、お金を持っていても、物資がなかったら、お腹を満たす事できないのですね。どちらがいい悪いはないのですが、お金持ちと物持ちとは違うのですね。

皆様は食べ物の廃棄についてどのような事や気づいた事がありますか？