オーガニック・無添加・食品のお店

アメリカはチップ社会というのを実感。良くも悪くも自分の能力が直接お金に変わります。

アメリカは日本と違うのはチップ社会ということでした。最初はよく分かりませんでした。

日本にいると『サービスは無料、コミコミ。』という考え方が当たり前ですね。アメリカはそうではなくて『サービスは有料』という事でした。

アメリカの方々はレストランの店員さんやタクシーの運転手さん、床屋さんといった、チップをたくさん受け取る部署の方々はその分給与水準が低く設定されています。

そのため、自分の収入はチップ文化によって成り立っています。

また、アメリカの考え方はシンプルですね。簡単に説明すると『能力主義』といった感じでしょうか。

1時間でベッドメイキングを10部屋できる人と5部屋できる人とでは自分の収入が異なってきますね。

また、ニューヨークのタイムズスクエアでは路上パフォーマンスをされている方がいました。

本当に楽しいパフォーマンスでチップをたくさんの方が手渡ししていました。

実は、私も手作り味噌イベントをした時にアメリカの方からチップを頂いた事がありました。

チップなんて期待していなかったので、チップを頂いた時はものすごく嬉しかったです。天にも登るような気持ちでした。

お金にシビアなアメリカの方からお金を頂いた。嬉しい。また、頑張ろう、もっと頑張ろうと。これが、アメリカなんだ!と。これがチップの文化なんだ!と。

有難う。という感謝の気持ちが、ドルという数字で表現されるのですね。

アメリカはいろんな国や信条の方々がたくさんいるのですが、自分の才能や知恵、能力がダイレクトにお金になるのだな~と感じました。

しかし、チップ文化は貧富の格差がはっきりとしてしまう問題点も孕んでいるなと感じました。

アメリカではアメリカン・ドリームという言葉があるように、実力のある方は路上パフォーマンスだろうが、床屋さんだろうが、どんどん富を形成されていくなと感じました。自分の能力分で働いたら働いた分富を得れます。

しかし、最低限生きていくための保護政策も日本ほどは充実していないので、自由も多い反面、自分の責任もずっしり重いと感じました。

「満足いくサービスでないからチップはゼロにしようっと」はルール違反。人は鏡。チップ文化は人間味溢れるサービスが生まれるときがあります。

日本人の感覚でレストランでご飯を食べた時に、料理が遅かったり、お店のトラブルに面した時にチップは満足したから払う。という観点ならゼロにしたいな。と感じてしまいませんか?

私はそうでした。お金ももったいないし。食べたお会計から10~20%のチップなんて高すぎる!満足できないサービスだったら、チップなんて払いたくないし、ゼロにしようかな?という考えがよぎりました。

現地の方からそのような考え方はダメだよ。良い悪いはさておいて、チップというのはアメリカのシステムになっていてそれで生活や経済が成り立っている。もし、お店に意見を言いたい場合はチップとは別にマネージャーなどの責任者を呼んで、意見を言わないといけないよ。と教えてくださいました。

日本ではチップ文化がないので、アメリカに行った時にチップを渋ったり、(知らずに)払わなかったりする人がいるようです。

そのためか、東洋人にはうんざりしてしまい、サービスも愛想なくしてしまう従事者の方もいるようです。うーん。人は鏡ですね。相手を変えるんではなく、自分が変わる必要があるのですね。

私はThank youと元気よく伝えて、快くチップを払います。

また、両替する時に旅行手配会社の形からアメリカではチップ文化なので、1ドル札を多めにされるといいですよ。50ドル札1枚より20ドル札2枚プラス1ドル札10枚のほうが使いやすいですよ。と教えていただきました。私の勘違いもありまして、両替する時には47枚くらいの1ドル札になってしまいました。(汗)

2つ折りの財布に47枚も1ドル札は入りませんでした。しかし、こんなにあった1ドル札はほとんど使い切ってしまいました。かなりの頻度で1ドル札は使う事がわかりました。

また、本当に人間って素晴らしいなと思ったときがありました。アメリカのホテルで私はパソコン等を机に置いてあったので『清掃は不要です』の札を掲げて部屋を出た時の事でした。

ベッドメイキングの方(おそらく中国の方)が『やあ、あなたは中国人ですか?』『(清掃は不要と書いてあるが)替えのタオルなどはあるかい?』と声をかけてくださいました。

『あまり使っていないから、間に合っているよ、イッツオーケイ。』というと『まぁ、もっていけよ。ニューヨークではアジアの人が少ないからボクはアジアの人に会えると嬉しんだ。』

『君は日本人か。日本には行ったこと無いがいい国だね。アリガトウゴザイマス。』と言って、両手を合わせてくださいました。その後、お互い抱きしめてハグをしました。

ベッドメイキングって、本当に重労働なのですね。その時は外気温が10度くらいのニューヨークでしたが、ユニフォームのシャツや額は汗で濡れていました。

こういった人がいるから宿に住めるし、支えてくださっているんだなーと感じました。ホテルの宿泊やチップに対しての考え方が変わったときでもありました。そういったサービスの体験を何回かしました。

本当に心からのメッセージであったり、心温かいサービス、国境を超えた理解などを体験しました。本当にスケールの大きい国だなーと感じました。

河崎紘一郎

河崎紘一郎

味噌屋の息子で生まれました。

1983年11月生まれです。 大正3年(1914年)創業のマルカワみそという会社で味噌屋をしております。 木の桶で一年寝かした有機の味噌しか作らない全国でも個性的な味噌屋さんです。 いろんなお味噌の魅力や日常に起きている事をブログにしております。 コンセプトは『味噌作りの息吹を伝えたい』です。

趣味はマラソンやロードバイクの有酸素運動です。最近は将棋を嗜んでおります。棒銀が好きです。

月別

マルカワみそ オンラインショップはこちら