原料処理の工程
- 2009/05/11
- 味噌のお話
今日も、大豆の脱皮、そして、浸漬を行った。
仕込む量は違うが、お米を1釜分蒸したら、大豆は2釜分むしていき、混合と仕込みを行っていくのが、仕込み場のローテーション。
楽天でいうならば、岩隈、マー君、永井、長谷部と続くようなものだろうか…?
いつもお世話になっている、脱皮機。
この機械のお蔭で、自社で、精麦、精米、脱皮をタイムリーに行うことが、出来るありがたいやつ。
穀物は皮を精米とかした瞬間から劣化が始まるので、なるべく、精米したあとはすぐに使いたいものです。
自社で精米ができると、これが出来るので利点だ。
脱皮機の出口の写真です。
ここから、精米された、お米や、豆、麦などが出てきます。
ここで、脱皮処理の良し悪しやあんばいを判断させていただいています。
原料をオレンジ色の袋(フレコン)にいれ、リフトでつって、原料を投入していきます。
黄色のプラスチックのタルに脱皮された大豆がどんどん出てきます。
良し悪し、あんばいをしっかりと豆くんと会話できなければ、いけないです。
作ってくれた生産者様の大切な大切な農産物を、すこしでもお味噌にしやすいように、すこしでもよりいい味噌に仕上がるようにしていくのが、自分の仕事、そして、その加工処理された原料を少しでもいい状態で、板長が蒸していけるようにバトンをわたしていくのも自分の仕事。
仕事キッチリやって、いいお味噌、いい味噌作りの頂きへの歩みを一歩一歩歩んでいきたい。