タガが外れる!
- 2009/05/28
- 味噌のお話
(桶は100年くらい持ちますが、タガは20~30年年でガタがきます。)
これは仕方が無いこと…、30年前の職人さん作ってくれて有難うございました。
ここで、竹のタガの魅力をご紹介!!!
マリリンモンローくらいのフェロモンと魅力たっぷりでございます(笑)
世界中どこのサイト探しても、なかなか大桶のタガの写真は見られることはないと思います。
大桶の写真はあまりないな~といつも思っています。
珍しい写真たち…。
桶のタガが緩むと中央にすきまが
がっちりした感じですね。締まっているとこんな感じです。ちなみにこれと
上の写真はタガの裏側です。
竹の成長が伸びきったときの竹を切り取って、分割した2本の竹をしゅるしゅると
編んだだけで、こんなものができてしまうのですよ!
すごい技術だなと思いました。ありえなくないですか?
写真の光の加減で暗いですが、この曲線美!巧みの技です!!!
編みながらのこの芸術はセイントセイヤのネビュラチェーン並です!!!!!!
アンドロメダ瞬もびっくりです。
こんな感じで昔は桶職人が酒屋の蔵元に新しいタガを担いで
仕事をしに行ったらしい。
颯爽として、粋でかっこよかったに違いない…。
もう、竹のタガを作られる職人さんはほとんどいない…。
大桶を作られる方も多くない…。
しかも、桶は手入れを怠るとすぐ痛んでしまいます。
やり方もまだ、分からないところや、見よう見まね、試行錯誤です。
実際、正直の話し、桶やタガを作る技術はすごいと思う。神業だと思う。
日本の国では杉の木には神様が宿ると信じられていて、御神木に杉の木が使われていた
とのこと…。じゃあ、その神木で桶を作る職人さんたちは、神様クラスだなと思った。
………うちの板長も担いでみたいといったので、担いでみました。
桶みたいに腰パンするぜ!!といって、腰パンしているポーズ。
ちょっとおすましで、かっこつけてますね(笑)
……はよ 仕事せーや!!!!!!!