ナチュラルハーモニー@イオンレイクタウンにてマルカワみその手作り味噌教室が開催
- 2011/01/20
- 味噌のお話 > 自然栽培、蔵つき麹菌のこと。 > 麹のこと
ナチュラルハーモニーの手作り味噌教室
1月16日に埼玉県越谷市にあるイオンレイクタウン『種の家』で手作り味噌教室が
開催された。
定員が20名様ということで
すぐに満席になったと
スタッフさんからお聞きした。
2月の20日にも『手作り味噌教室@レイクタウン』で
開催されますが、すでに満席らしい。
有難うございます。
以前、東京や首都圏に住んでいた時に、
伊勢崎線の『新越谷』に何年か住んでいた。
少し、懐かしい響きに、ノスタルジック(笑)
手作り味噌教室の容器は木桶の容器が用意されていた
手作り味噌教室の味噌を入れる容器は
木の桶が用意されていた。
お味噌などの発酵食品と
木の桶はとても相性がいいので、
本格派のお味噌を仕込む時は
いいですね。
桶の職人さんに
『どんな桶をつくりましょうかねぇ~』と
相談したされた時に
コンセプトは
『手作り味噌の手作り味噌による
手作り味噌のための木桶を作ろう!!』
と打ち合わせしたのを思い出した。
味噌蔵にある、ありのままの木桶を再現しようと思って
そういえば木桶を作ったなぁ…とここでもノスタルジック(笑)
マルカワみそで準備した豆を潰す機械『豆ミンサー』
たいてい、ご家庭で手作り味噌を仕込む時は
豆を潰すのは手作業ですが、
この手作り味噌教室の会場では
豆潰し機を持参した。
豆ミンサーと呼ばれるものであり、
質問に『これがチョッパーですか?』と
質問された。
味噌業界での『チョッパー』 は
もう少し口径が大きく、大豆の処理能力が
高いものをいうものですし、
これは家庭用なので
『豆ミンサー』と呼んだ方が
適切だと返答。
味噌業界もややこしいですね。
味噌教室の会場に30分くらい前からお客様が集まる
15時スタートでしたが、
30分前くらいからボチボチと
入店された。
社長を横目で『チラリ』とみてると
ガラにもなく、緊張していた(笑)
こういうときに自分のような鈍感なO型は便利です(笑)
手作り味噌の要諦は大豆の炊きで決まるといっても過言ではない
手作り味噌の時に最も大切な工程は
『豆の炊き具合』です。
味噌の仕込みは
①麹の出来具合、②豆の炊き具合、③仕込みの塩梅
この3つが大切とされますが、
麹作りは味噌屋のプロフェッショナルが
責任もって良質な麹をご提供できます。
そのため、何よりも
『豆の炊き』が大切になってきます。
豆と麹で味噌良しあしの約8割は
決まるので
特にご家庭では
豆の炊き具合を上手にできるように
なるのが味噌作りのミソですね(笑)
豆の炊き具合を良くするためには前日の事前準備から始まっている
失敗しない豆の炊きをするためには
2つのコツがある
まず失敗しない豆の炊きには大豆の浸漬がポイント
大豆は水をよく吸う作物です。そして、
水温にもよりますが、約18時間は
水を吸わせなければなりません。
上記の写真のように、見た目は水を吸っていても
左のように中に芯があると、上手に焚くことが
出来ませんね。
コツは焚く前に半分に割ってみましょう
手作り味噌の適した大豆の硬さは500グラム前後
そして、圧力鍋や煮て大豆を加熱しますが、
硬さは、500グラム前後でつぶれるように調整します。
圧力鍋ですとたいてい20分蒸し。鍋で煮るとたいてい3~4時間かかる。
手作り味噌教室は毎年、好評で『またやりたい』と言われる
手作り味噌教室はたいてい
『楽しかった』とか『面白かった』と呼ばれる。
味噌の作り方はほとんど知らない方が
多いですが、やってみると楽しいですし、
なにより、手作り味噌は美味しいです。
『手作り味噌はママの味~♪』
ととあるペコちゃんを連想させて
しまうほど、この言葉が
当てはまる
あと、今回の原料はすべて自然栽培の
原料で仕込んだ。
きっと約一年後『バリうま』な
お味噌が出来上がると
『自信から確信に変わった!!』