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無肥料・自然栽培の集いが早稲田塾で開催される

1月22、23日に新宿で自然栽培の集いが開催される

サンスマイルの松浦さん@新宿早稲田塾

1月22日に新宿の早稲田塾で
サンスマイルさん主催の『無肥料・自然栽培の集い』が行われた

早稲田塾と自然栽培のおつながりとご縁

早稲田塾の生徒さんたち

自然栽培のセミナー&集いということで
会場は『早稲田塾』という予備校でした。

なんで、予備校なのかなぁ~と
思っていたら、早稲田塾では
農業のワークショップなどがあり、
実際に栃木の耕作放棄地などで
生徒さんが作物をお百姓さんと一緒に
栽培されているとお聞きした。

今回はAO入試で合格した
高校3年生の生の声をお聞きできた。

今の10代の人が考える
『食べものについて…』
非常に興味深いものがありました。

自然栽培マーケティングでは『福島屋』さんが講義

福島屋さんの福島社長

自然栽培のマーケティング部門では
福島屋さんが講義をして下さいました。

『売場は大事ですよ~とか
たとえ話でどんな車を作るか決めてから
タイヤやハンドルを作っていく…などなど』

いろんなためになることをお話して下さいました。

一番印象的だったのが、
『自分で編集出来る能力がこれから大切になってくる』
ということです。
簡単にいうと、自分流のことで表現しなければ
モノは売れませんで~ということ。

また
『お客様の求めるものでなく、
お客様のためになるものを商品としてご提供しなければ
いけませんよ』と教えて下さった。

なるへそ!!と感じた。

自然栽培・畑作部門では関野農園の関野さんが講義

関野農園の関野さん

自然栽培の畑作部門では関野農園の関野さんが
講義して下さいました。

関野農園さんの特徴は2点ありまして、
野菜の種を主に固定種+自家採取しているという点と
連作を何年もしているということです。

『固定種』だからと言って、
いいわけや形の不揃いを棚にあげず、
自然栽培の『確かな技術』を確立しなければ
ならないと言っていました。

稲作部門では長沼さんが自然栽培の作り方を講義

稲作では長沼太一さん

稲作部門では
宮城の長沼さんが
講義をした。

一度、宮城に赴いた時に
お会いしましたが、立派な方でした。

もみ殻パウダーを使って
水稲をされているとお聞きした。

『自然栽培はまわりや草木に優しくなれる』と
おっしゃっていました。

果樹部門では静岡の善光園の増田さん

善光園の増田善光さん

果樹の自然栽培部門では
静岡の増田善光さんが
講義して下さいました。

善光(よしみつ)さんだから
善光園(ぜんこうえん)と名前をつけたそうです。

果樹栽培も雑草と共生するか、ある程度除草して
栽培するのか、それとも、雑草を徹底的に除草するのか?

などが栽培のミソらしいです。

また、それプラス剪定をどのようにするかが
果樹にしかないコツですと
教えてくださった。

毛虫などに食べられたら食べられたらで
仕方ないよねなどもおっしゃって下さった。

大規模栽培では北海道の折笠さんが講義

大規模生産では折笠健さん

北海道で約70haほど栽培されている
折笠健(おりかさますらお)さんが大規模栽培について、
講義されました。

少し、マイクの調子が悪く、
アサクラオイルの朝倉さんから
『もっと、大きな声で~』と
言われた、一番前にいた自分は
朝倉さんの言葉をスタッフさんに伝えた(笑)

大規模自然栽培といえども手除草をするときがある

大規模で自然栽培をされていても、
150馬力の大型機械があっても、手除草をする時は
しばしばあります。

そして、大型機械だからこそ、小さい面積でやっていると
割が合わないと言っていました。

試験的に栽培しようと思っても5haくらいは作付けしないと
採算に合わないことがあるようです。

そのため、病耐性のある品種や
病気になりにくい栽培・管理が要諦と
言っていました。

また、公共の農業試験場と手を組んで
いろんな相談をしながら作物を育てるのも
一つの方法だと言っていました。

講義が終わったあと、
各々の部会に分かれて
ディスカッションした。

自分はマーケティング部で
福島屋さんたちと一緒でした。

結論からいうと
『お客様がほしいものを作る』と
『お客様のためになるものを作る』では
まったく違うのだよとなった。
後者が大事となった。

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