オーガニック・無添加・食品のお店

宮城の篤農家『成澤之男』さんを応援してあげたいと感じた。

宮城の成澤さんからお手紙をいただく

先日、東日本震災が起きた。
このニュースを聞いたときに2人の方の安否が非常に気になった。当時、東京ディスニーランドにいた、
実の母と母方の祖母の安否と宮城で自然栽培をされている篤農家の『成澤さん』の安否でした。

身内の方は問題なく、成澤さんの方は地震当時は当然電話もつながることもなく、また、安否確認の電話をしても迷惑なだけだと判断したので、
数日後に、社長がしてくださった。その時は、携帯の充電もできない状況だったようです。

お取引先から言伝で聞いたときは、成澤さんの母屋は危険のため、車やハウスの方で生活しなはっているとお聞きした。

『あ~成澤さん、大丈夫かなぁ~~~』といつも思っていた。

成澤さんの所は宮城の海辺から10キロ以上離れていたようで、被害は問題ないとお聞きした。
お米を作ることもできると人づてでお聞きして少し安心した。

また、心あたたまるエピソードを聴いた。

物資が少ないのにわけあう成澤さんの娘さん

交通インフラが整備されていないときに、スーパーは物資不足で4時間待ちという状況だったそうです。
しかも、購入できるものは4点のみという状況だったそうです。成澤さんの娘さんが買出しを頼まれて、長時間待たれたそうです。その時にお隣さんの被災状況が自分のとこより深刻だったようで、買出しに頼まれた4点の商品をすべてその方に譲ったそうです。
『お父さんごめんなさい』といっても成澤さんは許してくれたようです。
『こんな時だからこそ周りよくなれ』と成澤さんは考えてらっしゃるようです。

成澤さんのところも家の柱が割れたり、水田が歪曲したり、農器具が使い物にならなかったりと被災が深刻なのに『周りよくなれ』の精神はいい話ですね。

宮城の災害報告を仕入れ先様からいただく

何週間か経過したあと、仕入れ先様が宮城の現地に赴き、
現状報告のレポートがメールで来たので、拝見させていただきました。

てっきりお米作りが出来る状況なのかなぁ…とおもいましたら、
成澤さんは『こんな時だからこそ、我のみよしの心でなく利他のために自分たちがやれることを…』の精神で数少ない物資を沿岸部の方々にお持ちして、すべて自分のことは後回しにされていらっしゃったとお聞きしました。

レポートを見て絶句しました。

家屋は倒壊ということは無かったのですが、中の物がすべて打ち出されて、食器類が破損したそうです。電気も来ていなかったので、掃除機もかけれなかったそうです。

農機具は隣同士においてあった機械が激しくぶつかって、内部の機械がダメになってしまったそうです。<
トラクターの機械はガラス部分が割れてしまい、ダクトはつなぎ目の箇所が至るところで割れてしまったようです。

田んぼも液状化されている箇所も少なくないようです。レポートには減収は避けられないだろう…と書かれていました。

貯蔵庫は米袋が倒れており、大切なお米が破袋されていました…。

…このレポートとyoutubeで限定公開ですが、成澤さんが映られたときに
今にも泣き出しそうで悲しそうな顔が非常に心辛かったです…。神様がいるなら残酷すぎると思いました…。

自然栽培などは土つくりが大事

当たり前のことですが、自然栽培という栽培方法は、農薬や肥料を全く使いません。
使うのは、太陽、水、土の3つだけです。成澤さんは何年も何年も何十年も一生懸命、土作りから汗水流してされていったのに、このような震災などでせっかく育まれた土や水稲がやり直し・台なしになるのはやりきれない気持ちで一杯でした…。…。

成澤さんの気持のこもったお手紙

成澤さんのお手紙を拝見して涙が出てしまいました。

最後の方には寝る間も惜しんで粉骨砕身の思いで必ずや秋には美味しいお米をお届けさせていただきますと書かれていた。

しかも、社長が血圧高いのを気遣って、オレンジ由来の粉末を頂いた。
社長のことより、成澤さんの方が絶対たいへんでしんどいはずなのに…

自分ができることは本当にちっぽけなものだと思った。けど、出来ることを少しづつやっていこうと決意。
話が少し変わりますが、ソフトバンクの孫社長は個人の資産100億と今後の報酬をすべて寄付するとお聞きした…。
『周りよくなれ』の気持ちが素晴らしいと感じた。高校一年生の時からAUを使っていたが今後はソフトバンクにしようかなぁ~とかんがえた。

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