オーガニック・無添加・食品のお店

桶の面取りとは…。

先日、上部をカットした桶。

先日、上部をカットした桶。

 先日、修理した桶を今日、仕込み味噌を入れるために、
 使用。

 桶も見違えるように、よくなった。

 さりげなく、「面取り」というものを行なった。
 面取りとは、カットしたままの木材は、
 角が鋭角にとがっているもの、
 それを、刃物で、両角を取り、面を作ることを
 言います。

 これにより、不慮の事故や怪我もなくなりますし、
 外観もよくなります。

 

以前の桶の上部

以前の桶の上部

 どうしても、桶の上部は
 味噌が詰まっていないため、朽ちやすいですね。

 味噌が触れている部分は、
 塩分で木が朽ちることはありません。
 そのため、桶が100年以上、使用できるのですね。

 ちなみに、話が変わりますが、
 香川県の小豆島(しょうどしま)は本格的な醤油の産地です。

 そこでは、醤油を仕込んだ木桶は動かさずに、出荷の時に醤油を
 運搬します。
 なので、桶の傷むスピードが比較的遅く、
 とある蔵元では230年以上使っている桶があるとお聞きしました。

 木桶を230年も使うとはすごいですね。
 貫禄がありますね。
 木桶の平均寿命が100年くらいなので、
 きんさん、ぎんさんもびっくりですね。

 当社も目標は大きく250年使用できるように
 大切にしよう。
 当社のやり方ですと、桶を出荷の時に動かすために、
 痛みやすいですけど、気合と根性と愛情でカバーしたい。

 250年かぁ……長いなぁ…。
 木桶と比べると、人の人生なんて、小さなものだ…。
 哲学チックになってしまったが、ゆっくり、気負わず
 頑張っていこうかな…。

 感謝と素直な心で有機の味噌作り。

河崎紘一郎

河崎紘一郎 1983年11月生まれです。 大正3年(1914年)創業のマルカワみそという会社で味噌屋をしておりました。(2018年11月30日退社。) 木の桶で一年寝かした有機の味噌しか作らない全国でも個性的な味噌屋さんです。 いろんなお味噌の魅力や日常に起きている事をブログにしております。 コンセプトは『味噌作りの息吹を伝えたい』です。

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