松下幸之助氏の言葉…ありのままの姿で見る…。

　私の尊敬する方に
　松下幸之助氏という方がいらっしゃいます。

　その人の言葉がふと思い出した。

　先週のことでした。

　お昼休みの時間を利用して、
　社長と、仕込み場を任されている弟（板長）、と自分で、
　月次資料と共に、これからの会社について議論した。

　議題は紛糾しました。
　各々方、立場も違えば考え方も違う…。

　これは当たり前のこと、血が繋がっていようが、
　いまいが
　それが、人間だもの…。
　
　各々、それだけ、仕事に打ち込んでいる
　ものだと捉えた。

　自分に言い聞かせていることなのですが、
　人間はとかく自分のやっていることが正しいのだという
　見方に陥りがちです。

　「５」のものは「５」、「青」のものは「青」とみれば
　簡単ですが、
　自分なりの知識、経験、
　自分の利害、損得、
　自分の思想、考え方、
　といった、人間なのでやむをえない
　色眼鏡があると思います。

　その、自分だけの考え方、色眼鏡にとらわれたら、
　「５」のものも「５」に見えないし、「青」のものも、
　「赤」になってしまうかもしれなのかな…。
　と幸之助氏が教えてくださいました。

　自分のことを主観的に見るのは簡単かも、
　しれないけど、物事を広い角度で、
　主観的に見るのはなかなかウマくいかんなぁ…。
　と思った。

　私心なき、素直な心で物事を見るのは今はまだ
　うまくいかないなぁ…。

　幸之助氏みたいにうまくいくはずもないけど、
　千里の道も一歩から…。
　命が尽きる頃には素直な心が身に付きたいものだ…。