オーガニック・無添加・食品のお店

みそ作りの原点…

 今日は大豆の脱皮をした。
 有機みそ日本といううちの看板商品の大豆を今日は仕込むためです。

 大豆は北海道の有機トヨムスメ、そして、木桶仕込みの天然醸造、自家採取の麹菌と
うちのこだわりと、信念、男の人生をお味噌に捧げる!!!!!

 大豆はお味噌のなかで、蛋白質を旨味成分のアミノ酸に変化する味の要!
といっても過言でない大切なもの。

 脱皮をするときは特にヘマこけないので、
神経使います。
 失敗すると、会社にも迷惑がかかるし、それだけならまだしも、
一所懸命、大豆を時間と手間と愛情と汗と涙をつぎ込んだ生産者様の思いを
断ち切ってしまうとなるのが、心が痛くなると感じた。

 しかも、皮をむいた瞬間から、酸化が始まるので、
時間との戦いです。
  仕込み場の紘徳さんもフォローしてくれて、なんとか
 予定した時間内に大豆を洗って、浸漬することができました。
  有難うございます。

浸漬後の脱皮大豆

浸漬後の脱皮大豆

ふぅ…、14時頃に大豆を見に行くと、おい!
めっちゃ大豆、水すっとるやん!!
脱皮大豆は換水とタンクに移しかえの時期が早かったです。

 時間にルーズな河崎くんも、
 仕事に関しては、時間に追われるのではなく、時間を追いかけたいものですね。

 ちなみに、品評会という味噌のコンテストの7割,8割以上が脱皮大豆です

 日本一のお味噌を決めるときには脱皮大豆というものは大切になってくるのですね。

 技術もみそ作りも、もっともっと磨いて、お客様から
「あれ、味噌汁変えた!?今日の味噌汁おいしいね!」
とか、
「お母さんが作ってくれたお味噌汁おいしい! お変わりもう一回!!!!」
 といってくれる世界ができたらなぁと切に思いました。
なんだかそこには、ご家族の温かい空気、やさしい雰囲気があると思います。
 家庭のぬくもりとでもいいましょうか?
 その、黒子役に味噌汁というのがあるのでしょうかね?
 そんなお味噌がつくれたらなぁと思います。

 また、有機のお味噌で自然と人間が共生できるそんな素晴らしい、
世界がくるのではないのかなぁ…。
 といつも想像してしまいます。

 日本という味噌にはそんな思いも込めて、味噌をつくりつづけれたら
人生幸せかなぁ…と思った今日であった。

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