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『会社経営の極意は雨が降ったら傘をさす』と松下幸之助さんが答えました。どんな意味があるのだろうか?

雨が降ったら傘をさす経営。この意味は深い。


画像参照PHP研究所

日本には名だたる経営者の方が沢山いらっしゃいます。『経営の神様』と呼ばれた松下幸之助さんもその1人といえます。

ある方が質問で『会社経営の極意はなんですか?』との問いに松下幸之助さんは『雨が降ったら傘をさす経営です。』とお答えしました。

松下幸之助さんのご意向を私なりに紐解いてみました。

雨が降ったら傘をさす経営とは

  • ○事前準備の大切さ
  • ○無為自然の心がまえ
  • ○感情でなく行動を伴うこと

事前準備の大切さ

松下幸之助さんのお考えの1つに『雨が降る時に傘がないと、傘がさせない』という事があります。当たり前すぎて恐縮なのですが『事前に傘を用意する』事が大切です。

仕事や会社経営ではいかに『事前準備』『事前予測』ができるかどうかが肝要です。

『予め』と文字がつく行動や考え方が大切になります。

まずは雨が降る時に、傘を用意する。用意できる状態にする。『当たり前の事を当たり前に』そんな事を松下幸之助さんは説いています。

無為自然の心がまえ

大自然の中では人間は無力です。人間はとかく『自分の行っている事は正しいんだ』と思い込んでしまう生き物です。
しかし、大自然の摂理ではそんなものは無意味だということだと私は捉えました。

政治家を例に挙げてみると、『私が当選したらこんな◯◯を行います。』と声を大に叫ぶのではなく、言葉に出さなくても『気がついたら人々の暮らしが穏やかになっていた』のような自然と◯◯なっていた。やり方でなく、そのような在り方が大切です。

心を素直にして、力まず、大自然の考えを受け入れていく考え方、生き方、心構えを説いています。

素直な心で商売やモノ作りをしたいものです。

感情でなく、行動を伴うこと

物事には『コントロールできること』と『コントロールできないこと』があります。

天候や人の心は『コントロールできないこと』です。

しかし、予め天候や災害に備える事は『コントロールできること』です。人の心を変えることはできませんが、他人に行動変容を促すために情報を提供するのは自分の『コントロールできること』です。

雨が降って嫌だ。雨が降って楽しい。とかの感情云々ではなく、行動を伴う事の重要性を説いています。

人生にも当てはまりますが、会社経営は『うまくいくこと』と『うまくいかないこと』のどちらが多いのか?と比べてみると、圧倒的に『うまくいかないこと』の方が多いです。

『うまくいかないことが9割』とまで言われております。

感情でなく行動。私の好きな言葉です。

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