臨床内科医学会の市民公開講座がありました。『いただきます』の上映会もありました。昼食時に考える事がたくさんありました。
- 2018/09/26
- 勉強になったこと
すべての病気は腸からはじまる
先日、神奈川県のパシフィコ横浜で日本臨床内科医学会の公開講座がありました。
私が駆け出しの頃からすごくお世話になっている、高田中央病院の荏原先生から情報を頂きまして、参加させていただきました。すこやか教室も通算200回を超えました。おめでとうございます。
講師の益崎先生と『いただきます』の映画を作成されたオオタヴィン監督と昼食をご一緒させていただきました。
印象的だったことがたくさんありました。
沖縄クライシス。健康寿命ブランドがなくなった。
午後の講演の講師を務める益崎先生は物腰の非常に低く柔らかい方でした。びっくりして感動しました。謙虚さって大切さで素晴らしいのですね。私もそうなりたいものです。
益崎先生は沖縄の琉球大学医学部で医療や医学研究をされている先生です。
沖縄は一昔前は健康長寿県でした。しかし、今は糖尿病やメタボリック症候群が社会問題になっています。
原因は食の欧米化や車社会化による運動不足などいろんな原因によるものです。
特に話の中で先生が危惧されていたのは食べ物に人工保存料などが入っているのが非常に健康に良くないという事をおっしゃっていました。
子ども達のためにも給食の重要性を謳いたいオオタヴィン監督
『いただきます』の映画監督でもあるオオタ監督(日本人の方です)はいただきますの映画を上映活動を行い早2年になるようです。
通算で約2万人弱の方々が観られました。
未来の子ども達のために何ができるのか?という自問自答を繰り返した時に、牛乳とパン食の給食がいけないのではないのか?1日1食の給食を米飯給食にする必要性を説いていました。
肉食は害がたくさんあることはアメリカではマクガバン報告書によって証明されている。日本もそれに気づいていかないと、、、。と危惧されていました。
おっしゃる通りだと私も感じました。しかし、どんどん日本人の食卓は欧米化しているのが現実ですし、悲しいな、、と感じました。
自分ができることは自分の行動のみ。できることからコツコツやるのが大切だと実感。
いろんなお話や問題点をお伺いでき、健康って本当に大切だなぁと感じました。
食の欧米化によって心と身体の病気で苦しんでいる人がたくさんいるのが、この日本の現状です。
大きな力は無いので、どうする事もできないのですが、お味噌を作ることと、お味噌の魅力をお伝えできる事は私が唯一できることなので、これからも力の限り手作り味噌をご提供していきたいと感じました。
いきなり大きい事はできないのですが、1日1日、1回1回のお味噌イベントなどを大切に積み重ねていきます。