オーガニック・無添加・食品のお店

薬と体質。薬と効果。

今日は、秋月辰一郎氏の
『食物と体質』を読んだ。

一番印象に残った事。

2点抜粋

栄養学について…。

秋月氏は
幼少期に虚弱体質ということもあり、
牛乳や魚を積極的に食べていた。

秋月氏は栄養学を否定はしないし、
卵や牛乳も時たま食べていた。

しかし、盲信するのも、
どうか?と著書に書いてあった。

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栄養学は
動物実験によって、
出来上がっている。

たとえば、白鼠に、
ある食べ物を食べさせて、
体重の増加によって、
その食品の価値を決定している。

白鼠が一番大きくなるのが、
人間にも一番良い食品であるという事になる。

これは少し、おかしいのである。

ーーーー抜粋終わりーーーー

う~~~ん。

どうなのだろうか?

バランスが大事という事でしょうか?

 

2点目。

 

薬のことについて。

秋月氏は
戦後の復興期に
西洋医学のお薬も
患者さまには
施していました。

否定する事はありません。

しかし、著書に

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薬物は
上、
中、

と分かたれる。

下薬とは
服用するとたちどころに
効果のあるような薬物であるが、
副作用があるものである。

中薬というのは
効果はあるが、
連用していると、
身体に害が
出てくるものである。

上薬とは
長く続けても、
害の出てこない、
ますます体のよくなる
薬物の事。

現代は何と、
下薬の多いことか。

また、中薬の多い事か。

そして、現代人は速効でないと、
納得しない。今すぐに、
効かないと承知しない。

だから、モルヒネとか、
サリドマイド、皮膚ホルモン等が
普及する。

上薬は影をひそめる。

ーーーーーー抜粋終わり。---------

自分は一度本を読んだら、
もう一度読みたいという気持ちには
なかなかなれないのですが、

この本は
何回読んでも、
気づきのある本でした。

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