オーガニック・無添加・食品のお店

お金の損得だけじゃない…。

桶を開封

桶を開封

今日は麦みそを
充填するため、
麦みその入ってある、
桶を開封しました。

いでよ、シェンロン

いでよ、シェンロン

味噌屋していて、
桶からほりだして、
新しい味噌を
掘るのが
どきどきわくわくしてしまいます。

どのくらいのドキドキかというと、

はじめてアニメのドラゴンボールの
シェンロンを見たときくらいドキドキします。

『何が起こるのだろうか?』

でたー

でたー

どうしても、
上部の部分は
落し蓋をしても、
空気に触れてしまい、
着色が進みます。

味噌を少し掘り出して、
色合い、味を見ます。

いい色ですね。

おいしいよ。

おいしいよ。

美味しそうな色合いですね。

今度、麦みそとさといらずを仕込むときは
蔵つきで作りたい…。

今年の夏、蔵つきを
たくさんとれたらやってみたい…。

話が変わりますが、

先日、ネット通販で
販売していた麦麹が
完売してしまった。

麦自体が
なく、断腸の思いでした。

今年はあと
300キロほど
欲しかったなぁ…。

欲を出してはいけませんね。

…有機の大麦(国産)の年間生産量は

大体500~600トンほど。

自給率は0,07%。

トレンドは全く変わる気配なし。

国民1人約5.8グラムしか
消費、生産されていないのですね。

パン一つ焼くのに
何グラム使うのでしょうかね?

農水の統計を
見るがいつも、
大豆と麦は1000トンの
生産量を超えない…。

平成19年度産 有機格付け生産量実績。↓

http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/pdf/yuuki_jisseki_h19.pdf

理由は簡単。

反収(たんしゅう→面積あたりの取れる作物量)が
低く、売れる単価も低いためです。

国も補助金やらなんやらしていますが、
外国産にかなう訳もありません…。

消費が生産を生みます。

逆もありますが…。

麦や大豆は菜食したり、
マクロビすると
要諦となる大切なもの…。

…議論すると長々となってしまいますね。

議論より実践ですね。

少しでも、麦麹や豆麹が
売れるように努力しよう…。

味噌屋だからそんなことしか出来ない…。

けど、けど、

やれること少しずつやっていけば、
何かが変わるかも…。

麦のことを思うと、
いつも『はだしのゲン』
という漫画を思い出します。

父ちゃんが
主人公にこう教えます。

『ゲン、麦になれ、
踏まれても、踏まれても
まっすぐ伸びる麦になれ…』

話が飛びすぎましたね。

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