麹のお話。

•  2010/02/27
•  味噌のお話

小泉武夫著、
麹カビと麹の話の
本を読んで、印象に残った部分。

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以下抜粋。ｐ１０１

麹カビを用いた有用株の造成について最も広く

行なわれているのは突然変異株の造成である。

…略

人工的に変異株を作り、

親株の生産量に比べ高い収量を期待することである。

…略

突然変異の誘起法は

一部に化学薬品に処理による、

誘発 があるが、

多くの場合は紫外線を照射するもので、

この方法によって、

アミラーゼ、プロテアーゼ、セルラーゼ、リパーゼなどなどの

著しく力価の高い突然変異株が得られており、

実用化されている。

…略

今後、いろいろな遺伝子組み換えの「場」として、

カビが重要な媒介役となり、

従来では考えられなかった特殊な

物質まで、麹カビの遺伝子に

組み込まれる可能性がある

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麹の世界も変わっている

もんですね…。