庭の木に栗が実って感じた自然栽培のこと

庭の木に栗が実った。

今年の秋は例年になく寒いが
栗を見ると秋だな～～と実感。

イガクリはもつと
チクチク痛い。

…ふと気付いたこと。

自然栽培って何だろう？

庭には農薬も化学肥料も
堆肥もまいていないけど、
毎年、栗がなる。

田舎道をあるいていれば
普通に柿などもなっている。

別に人間は
何もしていない…。

しかし、これらは
『奇跡の柿』とか
『奇跡の栗』とはいいませんね。

…理由はなぜか？

極めて『原種』に
近い品種だからですね。

リンゴや果樹系は
品種改良を繰り返して
原種からかけ離れてしまうので、
自然栽培が困難（？！）なのですね。

栗からそんなことを感じた。

そういえば、北海道の伊藤さんは
雑草は原住民。そこに
よそもんの作物（商品のこと）を植えさせて頂く。

そこには原住民を迫害するのではなく、
場所をいただいて、『相互協力・相互理解』
というすみ分けが必要なのだと
おっしゃっていたのを思い出した。

栽培植物や家畜などにおいて、より人間に有用な品種を作り出すこと。

具体的な手法としては、人為的な選択、交雑、突然変異を発生させる手法などを用いる。