オーガニック・無添加・食品のお店

桶ってオッケィ!

 修理された桶が上芝さんから戻ってきた。

 木桶がきました。
 直されてきた木桶を眺めるとたまんねーなー!!!!
 肌で感じる巧みの技でした。
 セイント星矢という漫画でフェニックス一輝というキャラクターが
 大好きでした。
 なぜか桶はそんな雰囲気が醸されています。
 少し、漏れたり、いたんでも、また、手と愛情を加えれば、
 不死鳥のごとく復活するのが似てますね。
 熱くコスモを燃やし、宇宙のエネルギーを得たいですな!!!!

 ともあれ、大切につかいたいでごわす。

水に浸して潤いのお肌を…

水に浸して潤いのお肌を…  

 
 ぴちぴちのお肌

 底板の写真
 底板の裏側の写真です。 直したてなので、水をはじいてますね。
 今をときめく高校生並みのぴちぴちのお肌に河崎くんは興奮気味です。
 …冗談はおいておいて…
 この、白い筋が境目にありますが、 これはシリコンを入れてあるためですね。 素人がシリコンをいれると、こんなにきれいにはなりません。
 昔は、底の修理は縄を編んだものを周辺に埋め込むのですが、 
長期に、確実にやるために、シリコンになったとか…。
 職人の果て無き意欲のこだわりでしょうか…。

巧みの技

巧みの技

 目玉焼きみたいなところがあると思いますが、これは、木の漏れをふさぐと
同時に、隙間を埋める時によく使います。
 木はみんな性格が違います、素直なやつや、やんちゃなやつもあると思います。
 それを職人さんはひとつひとつの、木と会話して、作っているのかなと思うとロマンがあるなぁと感じました。
 
巧みの技その3

巧みの技その3

 側板の写真ですが、小さめの杭みたいなものをいれてやるときもあります。
 木の性質、そして、名医と呼ばれるお医者さんの手術みたいに、なんでもメスをいれるのではなく、最小限で最大の効果を発揮できるように、手をくわえるのが大切といっていました。
 有難うございます。
  
 ケンシロウみたいに、側板に北斗七星のように七つの傷がある桶もあるとかないとか…(笑) 

 木桶職人の熱いこだわり
 見てください!

  統一感があってきれいですね。
 ひとつひとつの板を合わせただけで、このようになるんですよ。
 古くなって痛んだ桶も、修理したらまた使用できる技術は
 日本人の「もったいない」の精神からきてるのですかね?
 
 上芝さんから頂いた大切な、熱い男の職人の魂が詰まった桶…。
大切に、そして、本物と呼べるお味噌を作ってお客様にお届けしたいし、
そうでありたいし、そうしたいと思った今日であった。
 
 

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