オーガニック・無添加・食品のお店

阿部司氏の講演。

オーガニックエキスポの
展示会で『食品の裏側』の著者
阿部司氏の講演がありました。

講師 阿部司先生。

講師 阿部司先生。

阿部司氏は
以前、添加物のセールスマンでした。

しかし、添加物に疑問を抱き、
添加物販売会社を退職します。

無添加の明太子屋さんなど、
開業された後、現在、
添加物のことについて
講演されています。

講演内容は非常に印象的です。

添加物を使い、ジュースや
カップめんのスープを作ります。

理科の実験みたいに出来ます。

ジュースの作り方。

ジュースの作り方。

ジュースの作り方。

 まず、黄色四号という
石油由来の添加物を使用します。

カップに極小さじ一杯ほど入れます。

そして、ブドウ糖果糖液糖という
モノをいれ、その他もろもろの
添加物を投入します。

出来ました。

出来ました。

市販の清涼飲料水ができました。

一度、見るとためになります。

印象深いです。

本物のブドウ糖果糖液糖

本物のブドウ糖果糖液糖

 初めて、ブドウ糖果糖液糖を見ました。

ブドウ糖果糖液糖とは
清涼飲料水などに非常によくしようされる
添加物です。

現在、遺伝子組み換えでない
原料由来のブドウ糖果糖液糖を探すのは
至難の業です。

添加物と聞くと
みんなイメージは『気持ち悪い』
とか『嫌だ』と抱くようです。

しかし、添加物はなぜなくならないのか?

それはリスク(危険)よりベネフィット(利益)が大きいからです。

たとえ話で車のお話になりました。
車はリスクあります。

小学生には車は危険なものという
事から教育します。

しかも、リスクは事故を起すと
すぐ分かります。

食べ物はすぐ分かりません。

しかも、小学校でも
そんなことは教えてくれません。

人に対する安全性の根拠もまだ、
はっきりとしておりません。

添加物のマウス実験は親から3世代まで
の実験ですが、
人体では3世代というと
100年かかります。

添加物が生まれて100年も
たっていません。

現代病は増え続けているのに
これから、どうなるのでしょうか?

しかし、添加物の利点は
計り知れないものがあります。

それは、
「安い」
「簡単」
「便利」
「美しい」
「オイシイ」
(ここでのオイシイは本来の美味しいと違い
作られたオイシサのこと)
ということです。

これは常に消費者の購買動機のトップ5にランクインされます。

『安全』『安心』などは
ランク8位くらいです。

添加物の山。

添加物の山。

阿部氏は優先順位を何に置くか?
と教えてくださいました。

カップラーメンの汁には上記の写真の添加物が
使われます。
手軽さ・簡単・便利の袋の味を重きにおくのか?
それとも、手間がかかるが手作り・お袋の味を優先するのか?

などなど…。

一時間弱でしたが、
非常に面白い
講義でした。

なにを食べたらいいの?

 

最近、本も新しく出版されたようです。

購入したら、サインしてくださいました。

福井に帰ったら、熟読したいです。

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