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『人間の身体は何で出来ているか?水と蛋白質?いや違う。遺伝子組み換えのトウモロコシ?』

今日はキングコーンというDVDを見た。

この映画は2人の若者が食べ物に興味を持ち、
農業(トウモロコシ)を作っていくという話。

これだけの文章ですと
おもしろくもなんともない映画ですが、
食べ物に興味のある方はためになるし、
考えさせられる映画です。

自分が作ったトウモロコシが
どんな所に出荷されるのか?
どこで、どんな人が、どのような形で
食べられていくのかにピックアップした映画です。

ちなみに見る前の
豆知識で、
トウモロコシの事情について知っておくと、
数倍理解が深まります。

トウモロコシとは?

アメリカにおけるトウモロコシの特徴。

◆アメリカはトウモロコシの生産量と輸出量世界一。

(作付け面積は日本の面積くらい)

…ちなみにトウモロコシの輸入世界一は日本

http://nocs.myvnc.com/study/geo/corn.htm

◆アメリカのトウモロコシは食用ではありません。主に家畜のエサや食品加工用。
理由→旨味もへったくれもなく、美味しくないため。

◆アメリカはキューバ危機以降、砂糖の代わりに
トウモロコシを増産体制。
(砂糖不足のリスクヘッジにコーンシロップ)→それが、ゆくゆく肥満の体質を急増。

◆トウモロコシ増産計画の為、農家の方には補助金がハンパないくらいフォローしてくれている。

◆アメリカのトウモロコシは85%は遺伝子組み換え。
DVDでは、遺伝子組み換えの事がちょろっとしか
でていなく、アメリカでの遺伝子組み換えの見解はこんなもんなのだと実感。

映画を見終わって感想は
人間は本当にトウモロコシでできているわ~~と
感じました。

コンビニやスーパーなどに行けば
はっきり分かると思います。

トウモロコシの食品で氾濫しています。

根拠→肉(牛、豚、鳥)の飼料

人工甘味料、果糖ブドウ糖液糖

油、スナック菓子等々。

映画では
何気ない一言や会話で
さらっと深く考えさせられるシーンが
多々あります。
(例、マックの食べ物はトウモロコシを食べているみたいなもんだ)

欧米などで、
マクロビオティックが
認知されるのも、
こういった事があるからなのか?

そして、人工的に生産効率を徹底的に
向上して、過剰過ぎるくらいに
生産されたトウモロコシは
どこに行くのか?

答えは簡単です。

『人間の身体です』

そう感じた名映画でした。

米国産のトウモロコシはスーパーの
トウモロコシ売場には
陳列されません(陳列されても売れません)が、
姿形を変えて、日本で沢山消費されている現状ですね。

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