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平成30年に起きた福井豪雪で感じたこと。その2『インフラの重要性』

インフラとは『縁の下の力持ち』みないなもの。それを大切にしないと未来はない。

福井の豪雪で感じたことは『インフラの重要性』です。

インフラとは?

インフラストラクチャーという単語の略です。
経済活動や社会生活の基盤を形成する構造物。ダム・道路・港湾・発電所・通信施設などの産業基盤,および学校・病院・公園などの公共の福祉にかかわる施設が該当する。(参照文献 デジタル大辞泉)

簡単に説明すると、経済活動や自分の生命活動をするための基盤となる構造のことです。一言で説明すると『縁の下の力持ち』のような存在の方々やお仕事の事です。

大雪で何が起きたのか?というと

  • ○『道路が雪で動けない』⇒従業員さんが出勤できない
  • ○『大雪で国道8号線で1500台立ち往生』⇒物資がストップ。
    福井が『陸の孤島化』
  • ○『ヤマト運輸さんはじめ、物流の集配が停止』⇒会社の生産ラインの最終工程が詰まる。

などなど、あらゆる事がおきました。平成30年の福井豪雪で起きたことという記事もあります。

道路などのインフラについて

大雪で感じたことは今までの舗装されたキレイな道路は『赤絨毯の上を自分は走っていたんだな』ということです。

説明しますと、まず、大雪が降ると、車が出せません。車社会の福井でクルマがないのは致命的です。

そして、雪が降ったあと、通った道は、圧雪という状態になり、その道路は非常に走りにくく、『ちょ、これ、どこのアトラクションですか?』という走り具合になります。路面が舗装されていないとガタガタで走りにくいのです。立ち往生も起きる可能性があります。

道が止まると、ヒト・モノ・カネ、全てが止まります。道が無いところには行くことができない。そんな当たり前のことを感じました。

織田信長が関所を撤廃して交通インフラを整備したのはこういう重要性を知っていたためだったんですね。

また、除雪をされている方はこの豪雪で不眠不休でお仕事をしてくださいました。『除雪車のなんと、力強く、心強いことか!』『ありがとうございます。ありがとうございます。』そんなことを除雪車を見るたびに私は感じました。

感謝の気持ちでいっぱいになりました。

会社のインフラについて

会社のインフラのことで大切なことは、まず、従業員さんが来る時に駐車場が確保されていないとなにも始まらないです。

幸い6日、7日は社長が会社にいたので、駐車場の除雪をしてくださいました。

後は、除雪が追いつくように、気合と根性で除雪をするのみでした。

また、雪が降ると会社のいたる場所の道が閉鎖されてしまいました。

一つ一つ道を作っていきました。結構たいへんな仕事でしたが、道が開通した時の達成感はなんとも言えないモノがありました。

きっと土建業はこういうのが楽しいんだろうなーと思いました。

物流インフラについて

会社には『道路事業』以外にももう一つ、インフラを確立しないといけない事がありました。

それは『物流インフラ』でした。弊社の繁忙期は2月。毎日沢山のご注文を頂く中での出荷ができないことは致命的でした。

ヤマト運輸の集荷が不能になり、出荷が止まる。止まった商品を冷蔵庫に入れる。新しい製造した麹や味噌が冷蔵庫に入れることができない。置く場所がない。製造まで影響を受ける。商品や納期のお問い合わせを頂き、事務所もパンク状態。典型的な生産ラインの川下が止まったことにより、川中部門、川上部門への影響が如実に出ました。

この状況を打破するためには、川下の場所でもある。『商品の出荷をなんとしても出さないといけない』という事でした。

自分の会社のことだけでなく『お待ちいただいているお客様がいらっしゃる。』それを想うとなんとしてもこれを解決しないといけませんでした。

幸い提携企業でもあるヤマト運輸さんに相談しました。結論から言うと『他県のベース店まで持っていけば、物流が動く!』という事でした。

そこからは従業員さんと専務は全力をあげてこの会社の生産ライン状況を改善すべく、そして『待っているお客様のために』を合言葉に一丸になりました。

そうすると、『大雪の中、商品を届けてくださって、ありがとうございます。』と感謝のコメントを沢山いただきました。お客様とも心と心と申しましょうか?いろんな意味でお繋がりできました。ありがとうございます。

インフラのまとめ『凡事徹底』『当たり前のことをいかに当たり前にできるか?』

今まで『道路が走れなくなったら』とか『ガソリンや灯油が冬場になくなったら』とか『食料がなくなったら、停電になったら』、『ヤマト運輸さんが集荷、配送に来なくなったら』など想像もしたことありませんでした。

しかし、当たり前のことは実は当たり前では無かったとこの大雪で気づきました。

そして、大自然の前では人間の力なんて無力に等しい事も気づきました。例えるならば、お釈迦様の手のひらで踊らされる孫悟空のようなものでした

しかし、人間、力を合わせるといろんな事ができるなと感じました。

河崎紘一郎

河崎紘一郎

味噌屋の息子で生まれました。

1983年11月生まれです。 大正3年(1914年)創業のマルカワみそという会社で味噌屋をしております。 木の桶で一年寝かした有機の味噌しか作らない全国でも個性的な味噌屋さんです。 いろんなお味噌の魅力や日常に起きている事をブログにしております。 コンセプトは『味噌作りの息吹を伝えたい』です。

趣味はマラソンやロードバイクの有酸素運動です。最近は将棋を嗜んでおります。棒銀が好きです。

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