国産有機大麦の精白 麦との会話への道のり…。
- 2009/07/23
- 味噌のお話
今日も、麦の精白を行なった。
いつも、群馬で取れる大麦は
殻が固い。
非常に固いので、
精麦作業が長めの時間必要だ。
あまりにも固いので、
麦にATフィールドがあるのかな?
と思った。
少しピントがあわなかったのですが、
精白前の大麦です。
精白後の大麦です。
約3割、イチローの打率くらい削られます。
100グラムだったら、30グラム。
100キロだったら、30キロ 麸(ふすま→もみがら)
が出ます。
これは石川県で有機の合鴨農法をされている方の
鴨のエサに使用され、循環されていきます。
一物全体の考えといっても、
麦だけは、製麹(麹にすること)するとき
にどうしても、精白しないと
いい麹にならないですね。
原料処理のここで失敗したら、
後工程がいくらよくても、
挽回ができないといつも思います。
生産者様の思いと信念のバトンを
断ち切らないためにも、
いい麦になれよと
今日も、麦くんたちと
会話しながら、精白作業に
勤しみました。