冬は鍋!麦みそと米麹がコラボした醗酵鍋!

冬はお味噌とお鍋!!これテッパンなり!!醗酵鍋の作り方

皆様、冬真っ盛りですが、いかがお過ごしですか?

『こんな寒い日には鍋だな~』と思う方もいらっしゃると思います。
しかし、皆様、鍋のタレってどうしておりますか?

もしかして、市販の鍋タレを使用しておりませんか?

お味噌やお醤油、みりん、米麹などの醗酵調味料を使用すると鍋タレ購入しなくても非常に美味しい鍋ができるのですよ

今回はそんな醗酵食品が豊かな鍋レシピをご紹介します。

醗酵食品満載鍋のレシピ

  • 白菜 半個
  • ネギ 一本
  • 人参 3本
  • ほうれん草 半束
  • えのき 1個
  • 生姜 半個
  • 麦みそ 150g
  • 醤油 大さじ2杯
  • みりん 100cc
  • 有機玄米麹 200g
  • 唐辛子 少々
  • 昆布 2枚

お鍋のレシピは上記の通りになります。もちろん鍋というのは具材を選びません。

基本的に冷蔵庫の中にあるものを適当に入れておけば大丈夫でしょう。

ここでのポイントは味噌と醤油、みりんの分量。麦みその香りと醤油の旨味、そして、みりんの甘味で味付けをするのでこの3つの分量だけは順守しましょう。

また、米麹を入れることによって麹の甘味や素材を活かす力が十二分に発揮されます。まさに醗酵鍋の真髄ですね。

昆布やしいたけなどの具材を入れるとダシの旨味がギュッと引き立ちます

鍋の手順は非常にシンプル。盛るだけです。

鍋の準備は素材のカットと盛り付けだけです。

盛り付けのポイントは立体感です。

また、彩りが少なかったので、急きょお肉さんを入れてみました。

今回の目玉!麹を醗酵鍋に入れていきましょう!

麹を鍋に入れたことございますか?

雑炊チックな食感と麹の甘味、そして、具材の味が際立ちます。

入れたことが無い方はぜひ適量で大丈夫です。また、シメのゴハンの代わりにもなりますので、一度お試しください。

ポイントは麹は鍋の具材の上の方に乗せることです。

理由は鍋のタレに浸かっているとタレの温度が高くなりすぎて、麹の旨味が出てこなくなります

鍋のタレを作っていきます

醤油と味噌とみりんの3つのバランスで鍋の旨味を出していきます。

もちろん、味つけは好みがございます。このバランスがいいな…と思う量で調整して下さい。

ぐつぐつ煮立った鍋は非常に美味しい香りがします

鍋を作ったら後はじっくり待ちましょう。

ぐつぐつといい匂いが部屋中に漂います。

いや~日本人に生まれてよかった瞬間ですね。

この麹のパワーによって具材の味が引き立っています。そして、麹の甘味が強い鍋になりました。

冬の時期は鍋のパワーで心もカラダもポカポカに♪

今回の鍋は野菜も多めだったので麹とみりんの甘味が強い鍋になりました。

少し、塩味などの旨味の味付けを好む自分としてはもう少しお醤油や塩味が強い味付けでも美味しい鍋になると感じました。

よくある質問

  • 土鍋は底の部分が焦げるんですけど
    →土鍋は鍋に水を入れて、重曹を適量入れて、火にかけると取れやすいです。
  • 麹をなぜいれるんですか?
    →麹にはでんぷん質やタンパク質を分解する酵素がたくさんあります。それにより深いコクと風味が楽しめるからです。
  • もう少し塩気を強くしたいのですが
    →お塩やお醤油などの味付けを足されるのはどうでしょうか?また、かつお節でダシをとると動物性の旨味が強くなります。

今回使用した商品

この記事は 河崎紘徳(かわさきひろのり) が書きました
高校卒業後、日本料理の勉強がしたいと思い辻調理師専門学校入学。
日本料理特待生制度合格、2006年卒業生代表として答辞を行う。
大阪の梅田にある日本料理店に就職し、日本料理を学ぶ。
2007年マルカワみそ入社。
2015年福井県最年少でみそ一級技能士合格(国家資格である技能検定制度)
NHK文化センター様 味噌作り教室の年間認定講師

これからも健康に貢献出来る商品作りを続けてまいります。