ゴハンがすすみます!混ぜるだけの簡単『おかず味噌』の作り方

マルカワみその代々伝わる秘伝のレシピのおかず味噌

皆様、こんにちは。今回も味噌ちゃんねるの時間がやってまいりました。
だいぶご無沙汰してしまいましたが今回はマルカワみその秘伝のレシピ『おかず味噌』の作り方を紹介いたします。

『おかず味噌』というのは非常に地域性の高い食べ物ですので、地域によっては、おかず味噌の呼び方以外にも、はまな味噌やもろみ味噌、金山寺みそや、嘗め味噌、南蛮味噌などの義呼び方があります。それぞれにその地域の特産品や気候にあった食べ物が多いです。

今回は福井でもろみ味噌と呼ばれているレシピを紹介します。

おかず味噌の材料・レシピ

上記のようなレシピになります。出来上がりの分量は300gになります。

こちらのレシピに塩漬けしたナスを入れたらはまな味噌になりますし、生姜や麦麹などいろんなものをトッピングしても問題ございません。
また、今回は玄米甘酒のスリタイプでまろやかさをだしてみました。

おかず味噌の作り方の手順

おかず味噌というの混ぜるだけで簡単に実は作れてしまいます。
大切なのは『味のブレをなくす均一化』です。テキトークオリティで大雑把なO型の私ですが、このようなレシピの時にはしっかりと計量して混ぜあわせていきましょう。

仕込み時のポイント『しっかり混ぜること!!』

ここでのポイントは甘酒と豆麹やその他の材料がしっかりと混ざっていないといけません
具材を投入した時はそれぞれの色合いがコントラスト風になっておりますが、まぜムラがおきないようにしましょう。

上部の写真のようになったら完成です。

熟成期間は1周間~10日くらいおいておきましょう

そして、仕込み終わったら、容器に移して冷蔵庫で7日~10日ほどおいておきましょう。
そうすることによって、完成です。保存食なので、日持ちもしますが、基本的に仕込んで約1~2ヶ月ほどで使いきりましょう。
また、寝かせる期間によって味の深みが変わっていきます。

発酵食品を手作りすると楽しいし、美味しいぞ!

いや~。このような形で今回も非常に大変な仕込み作業でしたね(笑)また、今は『おふくろの味』から』『袋の味』にシフトしつつあり、出来合いの商品が多いのですが、たまには手作りライフや発酵食品ライフというのをされてみると非常に感慨深いものがありますよ。

発酵食品は『待つ』ということによって醸される男の魅力がびっしりつまった商品なので、素敵な時間も醸してくれますよ♪

ちなみに、出来上がったおかず味噌は味噌汁にはしないでください。ゴハンのお供に最適ですので、おかず代わりに使ってください。

今回使った商品たち

この記事は 河崎紘徳(かわさきひろのり) が書きました
高校卒業後、日本料理の勉強がしたいと思い辻調理師専門学校入学。
日本料理特待生制度合格、2006年卒業生代表として答辞を行う。
大阪の梅田にある日本料理店に就職し、日本料理を学ぶ。
2007年マルカワみそ入社。
2015年福井県最年少でみそ一級技能士合格(国家資格である技能検定制度)
NHK文化センター様 味噌作り教室の年間認定講師

これからも健康に貢献出来る商品作りを続けてまいります。