混ぜるだけの超簡単!ネバネバ麹納豆の作り方

美味しい麹納豆の作り方

みなさま『麹納豆(こうじなっとう)』というものをご存知でしょうか?
麹納豆とは納豆好きの人間にあるような食べ物で、麹と納豆をブレンドして醤油と味醂で味付けしたものです。糀納豆やこうじ納豆、なっとう麹とも言います。

麹納豆の特徴は市販のタレなどとは比べものにならないくらい旨味と香りがふくよかで美味しくなる事です
今回ご紹介する料理方法は混ぜあわせてすぐに食べる様にしておりますが、作り方は多種多様で、塩昆布と混ぜたり、人参などを混ぜあわせたり、麹納豆のタレを火にかけて麹の甘味を出す方法もございます。

今回のマルカワみそで紹介する糀納豆レシピは『簡単・便利』をコンセプトに作っております。麹と納豆の素材を活かしたいので具材と調理工程はシンプルでございます。
作成時間3分と麹をなじませる時間が30分だけでございます。それでは行ってみましょう!!

美味しい麹納豆を作るレシピ

麹納豆の作り方ですが、麹と納豆を同量混ぜ合わせるということを覚えておきましょう。醤油とみりんのタレ類は納豆の約半分の分量でございます。こちらはお好みで調整されるとよろしいです。

麹納豆の作り方の分量を紹介させて頂きましたがみりんは『本みりん』をオススメ致します。

本みりんをオススメする理由は、マルカワみその教える麹納豆の作り方はみりんとお醤油のタレを火にかけることなくそのまま混ぜて使用するためです。
みりんと醤油を混ぜ合わせたタレを火にかけると水分が蒸発してしまい、甘味が非常に強くなります。また揮発性のアルコール臭がしたり、天然由来の香気成分が飛んでしまいます。

本みりんとみりん風調味料の違いはラベルの裏側に書いてあります。
原材料表示に『みりん風調味料』と書かれたみりんを使用するとタレの絶妙な甘味と旨味そして塩味のバランスが崩れてしまいますので本みりんをぜひお使い下さいませ。

ネバネバ感がたまらない麹納豆の作り方・手順

それでは麹納豆を作ってみましょう。手順はシンプルです、ボールに材料を混ぜあわせてゆくだけです。
混ぜ込んでゆく素材は、麹、納豆、醤油、みりん、ゴマです。のりを混ぜてしまうと水分を吸ってシケてしまいます

シンプルな手順ゆえに、麹の良し悪しや素材の質がものを言います。また、お子様と一緒に混ぜると親子の会話が膨らみます。
混ぜ終わったら、30分ほど冷蔵庫内にて保存して下さい。麹がタレの旨味を吸って風味を一段を際立たせます。せっかちな方は混ぜてすぐ食べても麹の食感が少し硬 めですが美味しいです。
もちろん、麹のパワーを十二分に発揮したい方は一週間ほど漬け込んでいくと味が深まります。自分のお好みの浸け具合を楽しんで下さい♪

麹納豆を器に盛りつけていきます

麹納豆を器に盛り付けましたら、刻み海苔を上にふりかけます。
彩りも豊かになりますし、のりの食感と香りがまた麹納豆の食欲をそそります。

麹納豆は麹の醗酵パワーと納豆の滋養豊かなコラボレーションなのでいろんな場面につかえます

麹納豆はそのまま食べてもめちゃくちゃ美味しいです。しかし、スパゲティーソースにお使い頂いたり、冷奴の上にトッピングしたりしても料理にアクセントがつきます。
また、ざるうどんの薬味にしたり、サラダのドレッシングにしても美味しいですよ。もちろん、王道でゴハンのお供にしても美味しいです。そのままでも十分に美味しいですし、調味料に使っても美味しい簡単便利なスグレモノの麹納豆です。
皆様もぜひ、お試しくださいココロもカラダも健やかで豊かになる発酵食品が身近になりますよ♪

この記事は 河崎紘徳(かわさきひろのり) が書きました
高校卒業後、日本料理の勉強がしたいと思い辻調理師専門学校入学。
日本料理特待生制度合格、2006年卒業生代表として答辞を行う。
大阪の梅田にある日本料理店に就職し、日本料理を学ぶ。
2007年マルカワみそ入社。
2015年福井県最年少でみそ一級技能士合格(国家資格である技能検定制度)
NHK文化センター様 味噌作り教室の年間認定講師

これからも健康に貢献出来る商品作りを続けてまいります。