ヨーグルトメーカーで作る白みその作り方

簡単に作れる白みそ(西京味噌風)の作り方

皆様、こんにちは。今回も『みそちゃんねる』の時間がやってまいりました。

今回はヨーグルトメーカーで作る白みその作り方をお伝えさせていただきます。

白みそって皆様お使い頂いたことはありますか?

別名、『西京味噌』とも言われております。京都や関西地方のお雑煮は白みそでお雑煮を作ります。

今回は西京味噌風という形で作ります。

それではやっていきましょう。

白みそのレシピ、分量

  • 米麹 400g
  • 大豆 200g(乾燥重量)
  • 塩 50g

上記のレシピで白みそが作れます。

塩分濃度は5%ほどです。

手順その1 麹と塩を混ぜ合わせます

まずは、麹と塩を混ぜ合わせます。

麹と塩の色合いが同じようになるように混ぜ合わせます。

塩や米麹の塊などがあったら、適宜ほぐします。

手順その2 大豆を潰します

大豆を煮上げて、潰していきます。

この時のポイントは『大豆を熱い状態で潰していく』という事です。

大豆を冷えた状態で潰してしまうと、その後の温める時にどうしても温度差が生まれるからです。

手順その3 麹と大豆を混ぜ合わせます

次に、大豆と麹を混ぜ合わせます。大豆の温度が冷めないようにすばやく混ぜ合わせます

手順その4 団子状にして、容器に詰め合わせます

その後は麹と塩と大豆が混ざったお味噌の赤ちゃんを団子状に丸めて、容器に詰め合わせます。

この時のポイントは空気を抜くように押し込んでいきます。

手順その5 ヨーグルトメーカーで温度と時間を設定します

そして、ヨーグルトメーカーの温度をセットします。設定温度は55度~60度の間で設定します。時間は24時間ほどにします。

今回は57度で24時間の設定で行います。

出来上がりました!

24時間後、白みそが出来上がります。

結構簡単に作れますよね。市販の白みそのようななめらかさを出したい場合は、ミキサーなどですったり、すり鉢などで混ぜ合わせるとなめらかさがでてきます

一度お試しくださいませ。

作ってみてわかったこと&よくある質問

  • 大豆は温かくないといけないのですか?
    ⇒絶対というわけではないのですが、熱いうちに仕込んだ方が美味しくできます。冷たい状態でも失敗はしません。お味噌にはなります。
  • 塩が少ないのに日持ちするんですか?
    ⇒白みそはジャムのように糖度を上げて、菌の繁殖を防ぎます。手作りの白みそですと冷蔵保存で約1ヶ月を目安にお使いください。
  • 久しぶりの動画ですね。
    ⇒はい。ご無沙汰しております。また、ボチボチと動画を更新していきます。
この記事は 河崎紘徳(かわさきひろのり) が書きました
高校卒業後、日本料理の勉強がしたいと思い辻調理師専門学校入学。
日本料理特待生制度合格、2006年卒業生代表として答辞を行う。
大阪の梅田にある日本料理店に就職し、日本料理を学ぶ。
2007年マルカワみそ入社。
2015年福井県最年少でみそ一級技能士合格(国家資格である技能検定制度)
NHK文化センター様 味噌作り教室の年間認定講師

これからも健康に貢献出来る商品作りを続けてまいります。