米ぬかから作るぬか床の作り方

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ぬか漬けを上手く漬ける6つのコツ、ぬか床をダメにさせないための3つのポイントは必見!!

美味しいぬか漬けができるぬか床の作り方

野菜などをぬか漬けにすると非常に美味しくなりますよね。
今回は有機米からとれた米ぬかを使用したぬか床の作り方を紹介していきます。ぬか床は20度以上になると酸っぱくなったり傷んだりします。 美味しいぬか床を作るために常に冷蔵保管をオススメします。

米ぬかのレシピ・材料

  • 農薬不使用の米ぬか 400g
  • 食塩 52g
  • マルカワの玄米麹 52g
  • 昆布 5g 
  • 唐辛子 1g 
  • 水 400cc 
  • ぬか床を入れる容器

自然栽培の米ぬかに、玄米麹、食塩、昆布、唐辛子を入れた自然栽培ぬか床の素という商品もございます。

水を400㏄入れるだけで簡単にぬか床が出来ます。

今回のぬか床は上記の材料で作ってみました。マルカワみその販売している糠は生のぬかです。炒っていないので香りが自然でございます。
また、ぬか床はバリエーションが非常に豊かでございます。

米ぬかのポイントは水の足し方です

米ぬかの作り方のポイントは『水の足し方』でございます。
まず、予め食塩水を作っておきましょう。そして、その食塩水を混ぜる際には3回くらいに分けて混ぜあわせていきます。

理由はヌカは水分が少なくパサパサしております。そのため、水を一気に入れてしまうとぬか床が不均一になってしまうからです。注意しましょう。

漬け始めはぬか床が醗酵していないぞ!

ぬか床は1日1回は混ぜないといけません。
そして、野菜のヘタ等やクズ野菜などを入れて床を慣らさせましょう。

何回か捨て漬けすると、美味しいぬか床が出来上がります。

自分だけのマイぬか床です。愛情を持って接した分だけ美味しくなります。

注意!!ぬか床は20度以上になると酸っぱくなったり傷んだりします。 美味しいぬか床を作るために常に冷蔵保管をオススメします。

農薬・化学肥料は使っていない米ぬかだからぬか床作りに最適

マルカワみそで販売している米ぬかは、有機栽培された米を自社内で精白してできた米ぬかです。
そのため、タイムラグなどもなくご用意できるのが特徴です。

しかも、農薬や化学肥料を使用しておりません。お米にとってはヌカの部分は皮にあたります。そのため、農薬や化学肥料は皮の部分に直接かかります。
有機栽培の米ですと、農薬や化学肥料が散布される心配はございません。なので、食用やぬか床に最も適したぬかなのでございます。

ぬか床を作るとステキなぬか床ライフが待っています!

ぬか漬けにはいろんな種類の野菜が漬けることができます。春夏秋冬の季節モノや冷蔵庫であまりそうな野菜などもぬか床につけることによって整理出来ます。

冷蔵庫がない時代から栄養面や保存食として、日本人の食を支えてきたぬか床。

現在では、乳酸菌や酵母菌が豊富な食品として、「東洋のヨーグルト」としても注目されています。

その歴史は、正式な文献がなく定かではありませんが、江戸時代に玄米を精米し、おいしい白米ばかりを食べるようになって、江戸病、つまり脚気が流行ったとき、先人たちはきっと、この栄養が豊富で、素晴らしい発酵食品としての糠に注目したのではないかと考えられています。

そして、ぬか床から作るぬか漬けには良い点がたくさんあります。
それは、添加物のないぬか漬けが手作りで簡単に手に入るということです。市販のお漬物はいろんな添加物が多いです。また、無添加タイプのお漬物は結構いい値段しますよね。しかし、ぬか床から作ると原料代だけで美味しくなります。しかも、ぬか床を混ぜた手はツルツルになります。健康にも美容にも最適な一石二鳥のぬか床ライフ。皆様もぜひお楽しみ下さいませ。

ぬか床でのオススメ食材

Q、ぬか床を上手く漬けるコツを教えてください。

A、①ぬか床は一日一回は混ぜる。➁冷蔵で保管する。③漬けた物は、早く出す(腐敗の原因になる)

Q、ぬか床を混ぜなかったため、酸っぱくなってしまった。

A、粉からしを小さじ1/3くらい入れると、乳酸菌を殺菌して酸味が少なくなります。

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この記事は 河崎紘徳(かわさきひろのり) が書きました
高校卒業後、日本料理の勉強がしたいと思い辻調理師専門学校入学。
日本料理特待生制度合格、2006年卒業生代表として答辞を行う。
大阪の梅田にある日本料理店に就職し、日本料理を学ぶ。
2007年マルカワみそ入社。
2015年福井県最年少でみそ一級技能士合格(国家資格である技能検定制度)
NHK文化センター様 味噌作り教室の年間認定講師

これからも健康に貢献出来る商品作りを続けてまいります。