発酵食品で味付けをした玄米茶飯の作り方

いつものゴハンにアクセント!その名も茶飯!!

皆様、こんにちは。マルカワみその河崎紘一郎です。
今回も『味噌ちゃんねる』の時間がやって来ました。

今回は『茶飯』というものを作って参ります。
『茶飯』とは主に東海地方で食される料理で、研いだ米に、緑茶を加えて炊き上げたゴハンです。

今回は『マルカワみそらしく』発酵食品でもある醤油麹を加えました。お茶の葉も発酵したモノですし、どんな味になるのか楽しみですね。それではいってみましょう!!
※(参照記事:醤油麹の作り方

茶めしの作り方・レシピ

このようなレシピで作っていきます。

もちろん、お茶の葉とゴハンだけでも美味しい茶飯は作れるのですが、少し炊き込みゴハンのような味付けも可能です。

お茶の葉は入れすぎると、お茶の葉の苦味や渋みが出てきますから、1合に対して大さじ1杯(15g)くらいのレシピが望ましいです。
また、今回は玄米炊飯釜と呼ばれるお釜で炊きあげていきます。

玄米茶飯の手順 お米を研ぎます

最初に玄米ゴハンを解きます。本当ならば玄米を水に一晩ほど浸けないといけませんが、今回は浸漬時間無しで炊きあげていきます。

玄米ゴハンの味付け具材を入れていきます。

次に、塩麹やお水などを入れていきます。そして、中火で20分ほど湯気がでるまで炊き上げます。

吹き出し口から湯気が上がってきました

湯気が上がってきました。そしたら、火を弱火にして20分待ちましょう

出来上がりました。!!美味しいそうな玄米茶飯の出来上がりです

『カニ穴』と呼ばれるゴハンが美味しい証の後がありますね。上手に炊けました。

いやー楽しみですね。

それではいただきま~す

それではいざ、実食しましょう。『いただきま~す』

食べてみた感想はお茶の葉のほのかな苦味と醤油麹などによる塩味がついていて本当に美味しいです。
はやり炊きたてのゴハンは別格です。炊き込みゴハンのようでパクパクいけます。

作ってみて感じたこと&よくある質問

  • お茶の葉って苦くないですか?
    ⇒苦くありません。むしろお茶の甘味がでてきますよ。
  • 茶飯ってなんなのかよくわかりません
    ⇒お茶の栄養成分を余すことなく食べられるよう、茶葉を白米と一緒に炊きこんだり、緑茶で炊いたりした東海地方でよく食される食べ物ですよ。
  • お茶以外のうま味を出したい時はどうすればいいんですか?
    ⇒醤油麹などで味付けしましたが、干ししいたけなどを使用しても美味しくなりますね。ダシの具材にあうと思いますよ。
この記事は 河崎紘徳(かわさきひろのり) が書きました
高校卒業後、日本料理の勉強がしたいと思い辻調理師専門学校入学。
日本料理特待生制度合格、2006年卒業生代表として答辞を行う。
大阪の梅田にある日本料理店に就職し、日本料理を学ぶ。
2007年マルカワみそ入社。
2015年福井県最年少でみそ一級技能士合格(国家資格である技能検定制度)
NHK文化センター様 味噌作り教室の年間認定講師

これからも健康に貢献出来る商品作りを続けてまいります。