生産者古代米浦部農園様 浦部様
生産面積
約30ヘクタール
農法
全圃場、有機栽培(有機JAS認証取得)
有機栽培とは?
化学肥料や農薬にたよらず、動植物質の肥料で、安全かつ美味の食糧を作る栽培です。
今の農法を始めたきっかけ
「難病ベーチェットに倒れた妻の為に…」、初代社長夫婦のささやかな願いが農園の原点です。
元は都庁で働いていた夫婦が群馬県の実家に戻り、難病の妻の為、本当に安全な米と味噌を手に入れたいと有機栽培をはじめました。
仕事のやりがいや大変なこと
一番のやりがいはお客さまとのやり取り。
「美味しい」「安心して食べられる」「応援している」、そんなお言葉をいただけた時、
自分たちの仕事の意義を感じます。
中腰になっての田植えや、夏の炎天下の草取り草刈り、
田んぼの水管理や大豆の手刈り…
仕事のひとつひとつは大変であっても楽しさや達成感があります。
一番大変なのは思うようにならないお天気の事。
水が欲しい田植え時に雨が降らなかったり、夏の暑いはずの時期に寒さがきたり、季節外れの台風にみまわれたり…、
最近は異常気象がいっそう顕著になっており、危機感を感じています。
お客様にひと言
浦部農園は営農開始からずっと、農薬化学肥料をつかわず、有機栽培一筋に米・麦・大豆を育てています。
また、有機農業をスタンダードな農法にするという目標を掲げ、農園では有機稲作を志す若者を研修生として受け入れ、
農園に集まる若者たちに共通するのはいのちへの気づきです。
食はいのちの基、日本農業の背骨である稲作を次世代につなげていきたいという思いを胸に、
これからもいのちを養う穀物を育てつづけていきます。
有機農業は土をよみがえらせ、働くものを健康にし、食べる人にいのちを届けます。
わたしたちが丹精込めて育てた穀物のいのちが、みなさまの体にも届きますように。