酵素と酵母の違いについて

酵母と酵素の違いについて

よく『酵母』とか『酵素』など食べ物に記入されていたり、体に良さそうなイメージがありますけれども、違いを知っていますか?

違いは簡単です。結論から言いますと『酵素はタンパク質』『酵母は生物』です

酵素について

酵素とは主に腸内で食べ物を消化・分解してくれる物質です
食べ物の消化・分解は腸自体が行なうのではなく、酵素が行ないます。
ちなみに、酵素がないと食べ物の消化・分解が適切にできなく、未消化のまま
血液中に流入してしまいます。人間の中でも大切なものです。

酵母について

酵母は酵素と違い1つの細胞で出来た生物です。
単細胞生物なのです。
単細胞生物である酵母の中でも酵素はたくさんいます。
そして、色々な働きをしてくれます。

例えば、酵母はビールなどを造るときに使われていますし、お味噌や納豆などを作るときにも使われています。それぞれ、納豆酵母、味噌酵母、ビール酵母などで別々の生物になります。
酵母も最近注目を集めています

よくお味噌業界でも酵母を添加したお味噌というのは有ります。

酵母菌が活発に働いて、香りなどが良くなる傾向にあります。

酵素は物質(生命体ではない)。酵母は生物。それが1つの違いでもあります。

この記事は 河崎紘徳(かわさきひろのり) が書きました
高校卒業後、日本料理の勉強がしたいと思い辻調理師専門学校入学。
日本料理特待生制度合格、2006年卒業生代表として答辞を行う。
大阪の梅田にある日本料理店に就職し、日本料理を学ぶ。
2007年マルカワみそ入社。
2015年福井県最年少でみそ一級技能士合格(国家資格である技能検定制度)
NHK文化センター様 味噌作り教室の年間認定講師

これからも健康に貢献出来る商品作りを続けてまいります。

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