【味噌マガ】大豆の収穫も近くなりました

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■当たり前のことをいつまでも当たり前に…

越前有機蔵マルカワみそ

http://c.bme.jp/17/1527/5/557

【味噌マガ】大豆の収穫も近くなりました
蔵の菌と共に夢を醸す”味噌マガ”

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味噌マガ読者の皆様

こんにちは
マルカワみその河崎紘一郎です。

10月になりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
こちら福井では30度近い日が続いております。
9月下旬頃でも蝉のミーンミーンという鳴き声がきこえてきました

福井県越前市では10月6日から「第72回2023たけふ菊人形」が開催されます。

https://xn--08j1a5d044nforx33c.com/highlight/

展示のほかにも遊具があり、子供も楽しめるような場所になっています。
興味がある方は足を運んで見てくださいね。

2023年10月のメールマガジンを配信させていただきます。
お楽しみいただけたら幸いでございます。

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◆大豆の収穫も近くなりました

マルカワみそでは2010年から農薬や肥料を使わずに大豆を育てています。
大豆の鞘も膨らみを帯びてきて、収穫の予定は10月後半から11月初旬です。

今年はホウキングという除草機を作成したり、プラウ耕の導入や条間の変更、排水路の設置、メリハリのある除草体制、三角ホーを用いた直立姿勢での除草導入など、新しいことに挑戦しました。

結果は、失敗の連続でした。
うまくいった取り組みもありましたが、それよりも失敗したことのほうが大きく、私の中では悔しくて、情けなくて、なんとか改善したいという気持ちが大半を占めています。
天気や環境を言い訳にすることはしたくないのですが、夏場に雨らしい雨がふらなかったことも原因になりました。

しかし、つまるところ原因は私の「心技体」です。
これが欠如していたために招いた失敗です。

正直、大豆がうまく育っていない圃場をみると心がめげそうになります。
自分が否定されたようでとても辛いです。

「人間、つまずくことは恥ずかしいことではない。
       立ち上がらないことが… 恥ずかしいことだ。」

と自分を鼓舞しました。
この言葉は、こち亀の両津勘吉さんのセリフです。

当時20代だった私の琴線に触れた言葉でもあり、
今では自分を奮い立たせるための言葉の一つでもあります。

「立ち上がる」ことは精神面や技術面で二足歩行ができず、まだよちよち歩きの私にはとても大変なことですが、つまずきを糧にして一歩ずつ精進していきます。

「心技体」のお話が続き恐縮ですが、力士の豊昇龍関は大関昇進時
「大関の名を汚さぬよう、気魄一閃(きはくいっせん)の精神で努力いたします」と口上を述べました。9月場所は大関としてはふさわしくない結果となり、いち相撲ファンの私は少し残念だったと感じました。
解説の方が「これも試練ですね」と言っていたことが印象的でした

私は、福井巡業時に豊昇龍関の稽古風景を観たことがあります。
稽古時の姿勢がとても印象的で、その稽古姿に素人の私は圧倒されました。
一所懸命。その言葉がちゃちな言葉になるほどに、豊昇龍関は懸命で気迫あふれる稽古をしていました。
あの姿勢、稽古時の目は心に焼き付きました。

15歳の時、豊昇龍関は体重が60kgほどだったそうです。
そこから、血反吐を吐くほどの猛稽古や、他人では計り知れないほどの辛酸を嘗めて、何度も何度も、何度でも立ち上がったからこそ、今の「心技体」があるのかな?
私は大関昇進の報道からそのように感じました。

私の「心技体」が充実するのは…まだまだまだまだ先のようです(涙)
自分に言い聞かせていますが、精進あるのみです。

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下手くその上級者への道のりは 己が下手さを知りて一歩目
(引用句 安西光義)

雨がふらなくて困っていた時に、一つの取り組みをやってみました

どれくらい困って悩んでいたかというと
ある日の夢の中で、雨が降ってヤッターと喜んでしまったほどです(笑)

「雨の日には水回りの掃除をすると良い」と聞きます。
それでは…と、雨乞いも兼ねて家のトイレや水回りを特に念入りに掃除をしてみました。
素手で便器をピッカピカに磨いたら雨がふるかな?と懸命にお磨きしました。

結果は、な、なんと!




雨が降ることはありませんでした。


最後までご覧くださり誠にありがとうございます。

次回の味噌マガもお楽しみに。

この記事は 河崎紘徳(かわさきひろのり) が書きました
高校卒業後、日本料理の勉強がしたいと思い辻調理師専門学校入学。
日本料理特待生制度合格、2006年卒業生代表として答辞を行う。
大阪の梅田にある日本料理店に就職し、日本料理を学ぶ。
2007年マルカワみそ入社。
2015年福井県最年少でみそ一級技能士合格(国家資格である技能検定制度)
NHK文化センター様 味噌作り教室の年間認定講師

これからも健康に貢献出来る商品作りを続けてまいります。

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