【味噌マガ】14号 木桶仕込みのこだわり

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■国産有機大豆・国産有機米を厳選して
『伝統の味』を頑なに守り続ける福井の味噌屋

越前有機蔵マルカワみそ

【メールマガジン】
菌と夢を共に醸す味噌屋の醸造哲学

『木桶仕込みのこだわり』

第十四号 2009年12月8日

http://www.marukawamiso.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
おはようございます。

越前有機蔵
マルカワみそネットショップ
店長の河崎 紘一郎と申します。

早いもんで、

12月も中旬。

師走といわれる今日この頃
いかがお過ごしでしょうか?

冬の時期は
味噌屋さんは
ケーキ屋さんと一緒と
よく言われます。

なぜならば、
ある時期(味噌屋は3月)までは、

麹(→自家製味噌作りのため)

味噌(→寒い日には味噌の消費が増える)
のお引き立てが
有難い事に
ございまして、
あわただしくなります。

ケーキ屋さんも、
クリスマスまでが、
勝負ですもんね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■木桶で仕込みのこだわり。

マルカワみそには、
木の桶が
約80本ほどございます。

自分は物心ついた頃から
木の桶があるのが、
当たり前でしたのですが、

味噌蔵に木の桶が
あるのは、どうやら、
珍しいことのようです。

なぜでしょう??

ふと考えて見ました。

以前は木桶仕込みが
当たり前でした。

…理由は簡単でした。

ステンタンクなどの
木桶以外の容器で仕込んだ方が、

簡単で、
便利で、
経済的にすむからでした。

しかし、

『ステンタンクで仕込んだ味噌』

『木の桶で仕込んだ味噌』

『あなたはどちらの味噌が
食べたい(美味しそう)ですか?』

と聞いた所。

大抵の方が、

『木桶の味噌』

と答えます。

同業の方に
聞いてもそうでした。

理屈や理由でなく、

人間のなんとなくの
感覚って、
すごいですよね。

もちろん科学的な
根拠もあります。

しかし、
モノ作りの心は

『自分が作った
この商品を
本当に毎日食べたいな!!!」

そう思えるものを

お客様にご提供したいな!!

といつも思います。

マルカワみそは
ヴィバルディという商品(特殊な作り方)
以外は
すべて、木の桶仕込みで
作っています。

会社の身内以外にも、
従業員さんも
弊社の味噌をお引き立ていただいて
おります。

余談ですが、

とある、食品工場では、
パートさんは自社の製品を
買わないそうです。

なぜですか?

と聞いたところ、

『うーん、なんとなく
気味がわるいから』

そんなことを
食品の裏側という本
で知りました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■編集後記。

姉が
子供を出産して、
3ヶ月ほどたちました。

子供が
よほど、
大事らしく、
食事も気をつけているそうです。

お乳を頂いて、
赤ん坊は育つため、
玄米食を
姉はしているそうです。

離乳食も、
アレルギー体質に
なるような物は
極力控えるように、
気をつけているそうです。

その姿をみて、
『あぁ、
お姉ちゃんも、お母さんに
なったのだな』

と感じたことと、

『お母さんって、
大変だな、そして、
子供がこんなに
かわいいものなのだな』

とつくづく実感しました。

長文最後まで読んでくださり

感謝しております。

最近の記事

   
みそ蔵見学
LINE友だち追加
  • Campany Information
  • レビューフォーム
FSSC認証ロゴ