【味噌マガ】地域の担い手:認定農業者として取り組んでいきます

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■当たり前のことをいつまでも当たり前に…

越前有機蔵マルカワみそ

http://c.bme.jp/17/1527/5/557

【味噌マガ】地域の担い手:認定農業者として取り組んでいきます

蔵の菌と共に夢を醸す”味噌マガ”

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味噌マガ読者の皆様

こんにちは
マルカワみその河崎紘一郎です。

4月になりましたがいかがお過ごしでしょうか?
スギやヒノキの花粉で鼻がグズグズする方も多いとお聞きしています。
そんな時は腸内環境を整えて免疫力を高めるためにも
発酵食品を積極的に取り入れると良いかもしれませんよ♪

2023年4月のメールマガジンを配信させていただきます。
お楽しみいただけたら幸いでございます。

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◆地域の担い手:認定農業者として取り組んでいきます

皆様、認定農業者という制度をご存知でしょうか?
認定農業者とは、意欲ある農業者の自主的な経営改善を市町村が支援する制度で、地域農業の担い手を育成・確保するねらいがあります。

マルカワみそでは自社農園を13年前から営農していますが、生産に余力がある現状から、市役所で認定農業者の申請を行いました。

そこで学んだことは農地・農業がいかに地域、そして日本にとって重要で大切かということでした。

農地や農業は食料を生産して供給する役割のみでなく、自然景観の保持、災害の軽減や予防、地下水の濾過作用、温暖化防止、多様性のある自然環境の保全など、多面的な役割を果たしています
これらはすべて、お金で売買できないものばかりです。

そして、最も印象的だったのは農業が日本独自の文化と深い関わりがあるということでした。

田植え行事が芸能化した全国各地のお祭りや、天皇陛下が初穂をお供えして祈念される新嘗祭、左義長祭り(福井県勝山市では奇祭で有名です)などは、五穀豊穣や自然に対する畏敬と感謝の祈念であり、農とゆかりがあるのです。

私は元々、お祭り行事で賑わうことはとても有意義であると感じていましたが、伝統行事の大切さも然り、今回の件で農業に対してより一層の矜持を持てるようになりました。

「土つくり 人つくり 地域つくり」

とある会社の方から教えていただいた言葉です。
今の私では地域つくりとは恐れ多いですが、認定農業者への申請をきっかけに、土作りから己の人格を磨き、商品を磨き、ゆくゆくは地域貢献もしていきたいと改めて感じました。

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かんとくの 機微をみるより こころざし

あるサッカーアニメ(漫画)のシーンを紹介させてください。

外部の練習生が強豪ジュニアクラブチームと混ざって試合をしていた時でした。
練習生は、いつもの練習では疎外感を抱くのに、その試合中は疎外感を感じませんでした。

その理由がやがてわかります。

それは強豪チームの監督が来ていたからです。
ジュニアチームの方はプレーが終わる度に監督の方をチラ見します
練習生はその態度や考え方に嫌悪感を抱きます。

その監督は世界に通用するクラブチームを目標にしていました。
監督のご機嫌伺いや好みそうなプレーをしても世界に通用する選手にはなれない。
世界を目指すのであれば、監督の想像を超えたプレーができないといけないよ、と。

「師の跡を求めず、師の求めたるところを求めよ」
という言葉があります。
仕事においても、指導者や教えてもらう方の跡をどうしても追い求めがちです。しかし、どこを目指しているのか。どのような理想があるのか。「求めたるところ」を常に心がけたいものですね。

最後までご覧くださり誠にありがとうございます。

次回の味噌マガもお楽しみに。

この記事は 河崎紘徳(かわさきひろのり) が書きました
2007年マルカワみそ入社。
2015年福井県最年少でみそ一級技能士合格(国家資格である技能検定制度)
味噌屋の息子として産まれ、世の中の方々に有機のみそ、自然栽培のみその
”素晴らしさ”、”美味しさ”、”楽しさ”を
広めていくのが私の使命だと思い、お客様のため一生懸命、麹作り、甘酒作り、味噌作りに励んでおります。

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