【味噌マガ】大豆の収穫をしました。
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■当たり前のことをいつまでも当たり前に…
越前有機蔵マルカワみそ
【味噌マガ】大豆の収穫をしました。
蔵の菌と共に夢を醸す”味噌マガ”
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味噌マガ読者の皆様
こんにちは、マルカワみその河崎紘一郎です。
11月になりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
早いもので今年もあと2ヶ月になりましたね。
秋の深まりを感じる一方で、年末の準備やイベントも気になり始めます。
手作り味噌をお考えの方も少しずつご準備されるとよいかもしれませんね。
それでは、今月号のメールマガジンを配信させていただきます。
お楽しみいただけたら幸いでございます。
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◆大豆を収穫しました
自社農園で栽培している「里のほほえみ」という大豆を収穫しました。
収穫は、大豆栽培における自分の一年間の取り組みが結実しているのか?を身にしみて感じる工程作業です。
10月のよく晴れた日に刈取りをしました。
今年の出来は手前味噌ではございますが、上出来でした。
夏場に福井県ではカメムシ注意報が発令され、農園では大豆の茎をカメムシが吸ったあとが散見されました。被害粒の発生が目立ち、残念ながら収量がその分、下がってしまいました。
しかし、課題はあるものの、自分としてはできることをやり切れた一年。という充実感が残りました。
刈り取り時には、商品を手に取ってくださるお客様の顔を思い浮かべながら、コンバインを走らせました。この大豆が手作りみその原料として、皆様の発酵生活のお手伝いができる と。
このあとは、乾燥、調整、選別作業、そして、晩生の『さといらず』大豆の収穫が控えています。最後まで気を緩めることなく、丁寧に取り組んでまいります。
今後も皆さまの食卓に、美味しさと真心のこもった手作り味噌をお届けできるよう、努力を重ねてまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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超えられる 大きな谷は 神楽月
先日、同窓会で10年ぶりに中学で野球部だった友人と話しました。
彼とは小学生の頃から、よくキャッチボールをしたりと、一緒に野球を楽しんでいました。私の記憶では、クラスで一番上手い選手でした。
振り返ってみると、彼の守備は特に球際の捕球にセンスを感じました。
打撃では小柄ながらも二塁打を連発し、高打率を誇る打者でした。
そのプレースタイルは立浪和義選手のようでした。
私にはできないプレーをサラッとこなしてしまう、走攻守兼ね備えた友人でした。
中学時代には、一学年上に牧田明久さんという先輩がいました。
彼はその後、楽天イーグルスで10年間一軍選手として活躍し、4番スタメンも務めた名打者です。
友人は、中学の時に見た牧田選手の打撃練習をこう振り返りました。
彼:「あぁ、この人みたいにはなれんわ…」
私:「1年下なんやし、時間をかけて追い抜くことは?」
彼:「1年、2年じゃ埋めれん。どんなに頑張っても無理や。そう感じたんや。」
「越えられない壁みたいなのをあん時感じたわ…」
クラスで一番上手かった彼がいう言葉には、重みと「越えられない壁」の説得力がありました。
そんな越えられない壁を感じさせる天才選手が集まったのがプロ野球なのです。
そんな方々が24時間365日野球漬けをして切磋琢磨している厳しい世界。
牧田選手は第一線で活躍し続けましたが、イチロー選手や松井秀喜選手のような大記録を残した「スーパースター」と比較すると、贔屓目にみても、名選手の評価には届かないのが現実です。(私や地元にとってはスーパースターです!)
YouTubeで大谷翔平選手の打撃練習を見ました(動画はこちら)。
https://b.bme.jp/17/1527/21/55
1分30秒、2分30秒あたりのプロ野球選手たちの表情をみてくださると嬉しいです。
大谷選手が放つ圧倒的な実力に対する驚きと野球少年が憧れるような目が印象的でした。
きっと、あの時の友人も、牧田選手を前に同じような表情だったんだろうな。
私はそう感じました。
大谷翔平選手は、高校時代からの夢である「ワールドチャンピオン」を目指しています。そのひたむきな姿勢と奮闘ぶりに、私はいつも元気と勇気をもらっています。
日本には、野球が大好きな野球少年が何万人といることでしょう。
しかし、私も含め、多くの人が「そびえ立つ大きな壁」を目の前にして、挫折を経験してきました。
壁を超え続けた方はほんの一握りかも知れません。
そんな中で、大谷選手は「そびえ立つ大きな壁」を何度も乗り越え、不断の努力を積み重ねています。
日本のみならず、アメリカでも野球少年たちが彼のプレーを真似したがるほど影響力があるようです。
大谷選手には怪我をせず、一日でも長くそのユニフォーム姿を見せてほしいと心から願っています。
いち野球ファンとして、大谷選手の挑戦を応援しております。
執筆時点ではワールドシリーズの結果は分かりませんが、11月になっても彼がフィールドに立ってプレーしてくれるだけで、私は嬉しいです。
長文を最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
次回の味噌マガもお楽しみに。