生産者不耕起栽培 野口様
「耕さない田んぼ」不耕起栽培とは
不耕起栽培とは、土を耕さないで作物を栽培する栽培方法の一つです。1930年代にアメリカで乾燥地帯を耕地とする際,土を掘り起すと表土が砂塵などで失われて砂漠化するため,切り株を残して土壌を保護しようという農法を原型としたものです。日本では「日本不耕起栽培普及会」の会長を務めておられた岩澤信夫氏によって考案されました。
耕さないことで作業時間も労力もかからず、また大型農耕機械が不要となるため燃料費などのコスト削減にもつながります。より付加価値の高い作物を生産できることで近年注目を浴びています。
岩澤氏によると、耕さないことで土はコンクリートのように硬く、そこに稲が根を張ろうとすることにより、根が太くなり、茎も太くなり、倒れにくく冷害や病気にも強い丈夫な稲に育つと言います。また従来から田畑に生息していたミミズやクモ、微生物などが増え、天然の肥料となり、さらに土の中の種子を覆うため、雑草などの発芽も抑えられるといったメリットもあるそうです。
お米の生産者 岐阜県高山市の野口さん
今はまだ珍しい不耕起栽培にて、農薬・肥料を使用せずにお米を作っているのは、岐阜県高山市の野口さんです。 野口さんは不耕起栽培歴10年目で、種も自家採種している農家さんです。野口さん曰く、不耕起栽培だと、背の高い雑草が生えてこない、稲が硬い、穂の長さが長いなどといった特徴があるそうです。また弊社社長が野口さんの田んぼを訪問した際、田んぼに入っても足が沈まないほど土が硬いことに驚いたそうです。
商品一覧
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【2023年産】不耕起・自然栽培玄米 野口さんのお米
岐阜県高山市の不耕起栽培の田んぼにて、農薬・肥料を使用せずに育てられた野口さんの自然栽培のお米です。2023年産、ササニシキのお米になります。 1kg 1,944円