手作り味噌の食べ頃

お味噌の食べ頃について

味噌作りをされたお客様から、味噌の食べる時期についてお問い合わせをいただきますので、ご説明させていただきます。(手作り味噌の作り方はこちら)

結論から申し上げますと『ひと夏超えたら食べることが出来ます

お味噌は基本的に冬の時期に仕込む方が多いです。(参照⇒お味噌作りが冬に適している理由
この時期は気温が低く、ゆっくりお味噌が発酵します。そして夏になると発酵が最も進みます。
この夏頃から味噌は発酵してお味噌らしい風味が醸されます。一度蓋を開けて食べてみるといいかもしれません。

夏に蓋を開けたときの味噌の特徴

夏の時期に蓋を開けた味噌は、保管方法によっても異なりますが、下記のような特徴があります。

  • 色合いは明るめ(山吹色などの黄色系)
  • みそ汁にするとサッパリしている
  • 軽やかさのある味噌の香りがする

お味噌の風味は控えめですが、その分ダシなどの風味が際立つお味噌汁になります。

秋、冬に蓋を開けたときの味噌の特徴

ひと夏を越えて10ヶ月ほど熟成した味噌は、下記のような特徴があります。

  • 色合いが赤褐色になっている(茶系の色合い)
  • 味噌本来の風味とコクがある
  • 濃い味噌の香りがする

1年近く寝かしたお味噌は、気温が下がると共に味と香りがのってきます。

昔ながらのお味噌はほとんどが1年寝かしたものでした。

まとめ『味噌は熟成期間によって味が変わります』

お味噌は熟成の期間によって、色合いや風味、香りが変わります。

どの熟成具合の味噌が良いかは、その人の好みになりますが、天然醸造という作り方一筋のマルカワみそでは、お味噌の販売ページをご覧いただいても分かるように、1年寝かしたお味噌を揃えております。

この記事は 河崎紘徳(かわさきひろのり) が書きました
高校卒業後、日本料理の勉強がしたいと思い辻調理師専門学校入学。
日本料理特待生制度合格、2006年卒業生代表として答辞を行う。
大阪の梅田にある日本料理店に就職し、日本料理を学ぶ。
2007年マルカワみそ入社。
2015年福井県最年少でみそ一級技能士合格(国家資格である技能検定制度)
NHK文化センター様 味噌作り教室の年間認定講師

これからも健康に貢献出来る商品作りを続けてまいります。

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