無添加のお味噌
食べ物でいう無添加とは『食品添加物』に分類されているものがすべて使用されていないことを言います。
お味噌は食品のなかでも非常に添加物種類が少ない食品でございますが、添加物が使われていないわけではございません。
お味噌で使う添加物とその効果
お味噌に使われている添加物は?
お味噌の商品の裏側に『原材料表示』という記載されている欄がございますので、そこを見ると添加物が使われているかどうか?が判明できます。
昔ながらのお味噌は、たいてい『大豆』と『米(麦)』と『食塩』この3つで出来ております。それ以外は添加物と行っても過言ではございません。主にお味噌の添加物で使用されているモノをまとめてみました。
- 調味料(アミノ酸等)
- ビタミンB2
- 酒精やアルコール
- 保存料(ソルビン酸)
調味料(アミノ酸等)について
調味料(アミノ酸等)というのは良く、お味噌に添加されている添加物でございます。
アミノ酸というと身体に良さそうだな?と思いがちでございますが、化学調味料の表示の際に調味料(アミノ酸等)と表記をします。
味噌本来の風味ではなく、人工的に作られた旨味成分が添加されています。だし入りタイプのお味噌には良く使われている傾向にございます。
ビタミンB2について
ビタミンB2というとパッと見て、身体にいい雰囲気がございますが、お味噌の場合は見た目を色鮮やかにするために、使用されております。当店のものは一年熟成させているため、スーパーなどで販売されている味噌と違って色が濃い傾向にあります。
お味噌の着色目的にしばしば使用されており黄色と茶色が混ざったような色となります。また、お味噌の色あいをキレイにするために、次亜硫酸ナトリウムという漂白剤を使用する場合もございます。
酒精やアルコールについて
お味噌は『麹カビ』という生き物を醗酵させて作る商品なので、お味噌自体が活きております。
そのため、毎日醗酵をしておりますし、色や香り、風味は徐々に変化をします。しかしお客様から『この前買ったお味噌と色が違う!』とか『置いておくと色が濃くなってしまう!』と言われると商品の均一化が求められます。
そのため、酒精やアルコールを添加してお味噌の麹菌の働きを失活させます。エタノールを添加する場合もございます。枕の袋のような形状をしたお味噌に使用される傾向にございます。また、酒精を添加すると、袋の膨張を防ぐ役割がございます。ちなみに上の写真にあるのは、二年熟成させた味噌と一年熟成させた味噌です。
保存料(ソルビン酸)について
ソルビン酸はお味噌の保存目的で使います。今は流通がよくなりソルビン酸を使用してるお味噌も減りましたが、ソルビン酸を添加したお味噌もございます。
マルカワみその添加物について
マルカワみそではすべて無添加
『マルカワみそネットショップ』で陳列している商品は、化学合成添加物を一切使用しておりません。理由は、本当に身体に良い物をお客様にご提供したいためでございます。
また、調味料(アミノ酸等)などで人工的に作られたお味噌などよりも、自然の恵みをふんだんに受けたお味噌の味をお客様にご提供したくて、ご提供させていただいております。