奥井海生堂の蔵囲昆布

奥井海生堂の蔵囲昆布とは？

北海道の利尻島、礼文島で収穫された天然昆布を蔵で1年から2年寝かして独特の昆布臭や磯臭さを取り除きました。

にごりのない透明でキレイな色合いの昆布だし汁が楽しめます。 養殖の昆布では決して出せない天然だし昆布の風味は味噌汁の美味しさも格段に引き立ちます。

奥井海生堂の昆布が美味しい理由～蔵囲専用の蔵で長期熟成～

奥井海生堂さんは福井の敦賀という場所にあります。敦賀というのは江戸時代から明治時代にかけて『北前船』という買い廻り船の通る交易港でした。上質な昆布が必要な京都やだしの文化の関西圏は敦賀からの経路で昆布を仕入れておりました。

昆布問屋商として奥井海生堂さんは明治四年から昆布の目利きをしておりました。

そして、最高級昆布のうま味を増すために、専用の昆布蔵で熟成させて昆布の美味しさを最大限にしております。

蔵囲専用の蔵で長期熟成することによって、独特の昆布臭さや磯臭さが抜けて、キリッと透き通っただしの風味が醸されます。

利尻昆布とは？

北海道の最北端、利尻・礼文島が代表浜。
昆布特有の透きとおったクセのない上品な出汁がひけます。

懐石料理に欠かせないお吸い物に用いる一番だしに最適とされることから、京都の料亭などで好んで使用されます。

もちろん、ご家庭でお使い頂いても、美味しい出汁がとれます。

蔵囲昆布は最高級とされる"島もの"礼文島の香深浜産、船泊浜産、利尻島の仙法志浜産、沓形浜産を採取しております。この地域は最上級の昆布が収穫されます。

昆布の保存方法について

昆布は湿気や高温を嫌う食物です。昆布はいきものなので、呼吸をしております。

• 直射日光があたらない
• 涼しい
• 乾燥している

この3つの条件が揃った環境が最適です。

ご家庭ならば、適当の大きさのフタ付きの缶箱があれば長期間昆布の美味しさを保つ事ができます。

冷蔵庫の保存は昆布に冷蔵庫内の香りが移りやすいので、ご遠慮したほうがよろしいです。

また、煙などの香りを吸いやすいので、タバコなどの煙りもあまりよろしくありません。

コンブ漁の様子

上記の写真のように利尻昆布のなかでも『島もの』の良質な昆布を収穫します。

熟練の漁師さんが天然の利尻昆布を採取します。

収穫された昆布は光沢と大きさがあります。

その昆布を天日で干します。

また、収穫された昆布はその日のうちに天日で一気に乾燥します。そのため、天候も大切になっていきます。
太陽の力で昆布を干すことは、昆布の品質を高めるため、古くから最重要視されてきました。天日乾燥された昆布は適当な水分を含み、それが時間をかけて熟成する要因といわれています。
昔からのやり方が、昆布や乾物の世界では、今も一番大切なことです。

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