マルカワみそのお味噌について知っていただきたいこと
マルカワみそについて知ってほしい事。それを今回記事にさせていただきました。世の中には味噌屋は多くございますが、その中でもマルカワみそはちょっと変わった味噌屋であります。
昔は普通だったのですが今の時代では、こういった味噌作りをしている味噌蔵は少数です。ではその変わった味噌作りを紹介させていただきます。
今では珍しくなったマルカワみその味噌作り
お味噌が約一年間熟成されてます
マルカワみそのお味噌は熟成に約1年間ゆっくり、じっくりと木桶で熟成させています。市販のお味噌の熟成は2~3ヶ月ほどの熟成が多いので、約4倍の熟成期間を設けています。
熟成が深いと味と香りに深い味わいが生まれます。しかし、写真を見てわかるように、お味噌の色合いが非常に濃くなるのが特徴でございます。
お味噌汁にしてもこのように色合いが全く違います。これは熟成が深いと麹菌の働きにより、着色成分が生成されるためでございます。お味噌は熟成が深いと濃い茶色のような色合いになります。
化学肥料・農薬不使用、より自然に近い味噌作り
マルカワみその原料はすべて、農薬や化学肥料を使用しておりません。また、肥料や農薬を使用しない、無肥料・自然栽培という農法での味噌作りも積極的に取り組んでおります。
種麹屋さんを使わず長年住み着いている麹菌を使用
種麹は種麹屋さんというメーカーさんから購入するのではなく、マルカワみその蔵の仕込み場に住み着いている麹菌を付着させて、その麹菌で味噌作りや麹造りをしております。
なるべくノンケミカルという形で地下水での味噌仕込みや化学物質を積極的に排除しております。
そのため、同じ原料で同じように仕込んでも決して全く同じ味のお味噌を作ることができません。私共はそれをお味噌や麹たちの『生き物』による、個性と考えています。
たとえ話で人間でも、背の高い人もいれば、走るのが得意な人、計算が得意な人がいるように、同じような人間は神様でも創り上げることができません。それよりも、マルカワみそではお味噌の素材・風味をどうしたら、最高の状態でお客様にご提供できるのか?どう自然と向き合って味噌作りをしていくか?というのを考えております。
素材も種麹も自然。それは非常に人間の知恵ではわかり得ない未知の部分でございます。そのため、季節によっては、商品の色合いや風味、香りが変化する場合がございます。それも生き物を相手にご商売させていただいている自然なことでございます。
また、それでは、買う度に商品の品質が違うのもお客様にお届けしてもご迷惑をおかけしますので、お味噌の色度計や糖度計、職人の長年の経験による熟成具合によって、最高の状態でお客様にご提供するように品質管理を心がけております
小さい会社のため大量生産ができません
マルカワみそのモノ作りの理念は『限りなく自然・天然に近い素材と製法を用いた味噌作りを通じてお客様に慶ばれること』でございます。
そのため、一つ一つの工程がほとんど手作業に近い形で味噌作りをしております。
熟成期間も一年と非常に長く一旦欠品になりますと、すぐにはお味噌は販売開始まで時間がかかる場合がございます。麹の欠品は約1週間で販売開始できます。
しかし、お届けした商品はお客様から美味しいとおっしゃってくださることが非常に多くございます。
商品の受注から発送まで心を込めて従業員一同で対応しています
出荷作業も一つ一つのシール張り、一つ一つの梱包作業を手作業で心を込めてお届けさせて頂きます。
お客様にはご迷惑をおかけしてしまいますが、品切れや出荷の時期が混み合う時期(12月~3月中旬)ですとお待ち頂く場合がございます。
できる限り早くお届けします
在庫があるかぎり営業日3日以内には出荷をさせて頂きますので、どうぞよろしくお願いします。
お届けの際にはゆとりのあるご注文でスムーズな発送やゆとりのあるご手配、ご到着でご用意できます。
お客様からいただいたお手紙やお客様の声に耳を傾けます。
これからもお客様の美味しいというお客様の声を励みに味噌作りに精進して参ります。
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マルカワみそでは味噌作りを応援してます。わからない事ございましたら気軽にご質問ください。