手作り味噌が心にも身体にもよい5つの理由

味噌屋が手作り味噌をオススメする5つの理由

手作り味噌の素晴らしいところは5つあります。

  • 自分や家族好みの味や量を調節出来る
  • 手作り味噌を作った事による達成感
  • 手作り味噌を通じて家族の触れ合いの場や毎年のイベント行事になる
  • 食べ物の有り難みがわかり、食育に適している
  • 正真正銘手前味噌!

このようなメリットが手作り味噌にはあります。

自分や家族好みの味や量を調節出来る点について

お味噌というのは風土性や地域性が非常に強い食べ物です。
麹の種類や原料の配分、水や気候風土によって多種多様です。

では具体的に説明してみましょう。

原料で分けると、米みそ、麦みそ、豆みそ、そして、味噌を合わせた調合味噌。
味で分けると甘口味噌、辛口味噌、中辛味噌、甘味噌。

色で分けると赤色系、淡色系、白色。

地域で分けると信州味噌や仙台味噌、越前味噌や越後味噌、讃岐味噌や様々な地方での醸造や製法があります。

熟成期間も3ヶ月や半年、1年、1年以上寝かした味噌などがあります。

調味料や食品で味噌ほど種類が多いのはなかなかないです。

それにより人の好みも千差万別です。そんな多種多様のお味噌の中で、自分にピッタリと出会う確率は少ないのが現状です。
そのため、マルカワみそでは手作り味噌をオススメします。

手作り味噌は自分の好きなように味の好みの調節が可能です。そして、自分やご家族のライフスタイルに合わせた量や熟成期間の調整が可能です。このことはご家庭の手作り味噌しか出来ません。

手作り味噌を作った事による達成感

皆様、手作り味噌を作られてみたことはありますか?

(まだ作ったことがない方はこちらに味噌の作り方が記載されております。)

大豆を煮たり、麹と大豆と塩を混ぜたりして、出来上がったお味噌は1つの事を成し遂げたという達成感があります。
味噌を容器に入れるときの『ポン!!』という心地よい音はなんとも言えません。

このように味噌を作るというのはモノを作るだけでなく命の源を麹菌と一緒に創りだすということであり、作り終えた時に心地よい疲労感と達成感を得ることが出来ます。『最近運動不足だな~』という方にもオススメです。

手作り味噌を通じて家族のふれあいやイベント行事になる

人間という文字は『人と人の間』と書かれているように一人では決して生きていけない生き物です。
皆様にお尋ねしたいのですが『どんな人とどんな事をしながら、どのように分かち合いたいですか?』

たいていの方は『大切な人と色んな事をしながら楽しみながら過ごしたい』と思うことでしょう。皆様にとって、その大切な方はどなた様ですか?
きっと身近にいる方ほど大切な方なのではないでしょうか?

マルカワみそから1つご提案をさせて下さい。一人で作る手作り味噌もいいのもなのですが、ご家族やご友人の方と一緒に手作り味噌をされてみてください
『大切な人と一緒に何かの作業をする』ということは会話や笑顔が生まれたり、良質な時間による人間関係が築けます。
また、毎年仕込むイベントにすると、家族の絆や触れ合いの場になります。お母さんにとっては、良質な調味料ができて、毎日の料理や味噌汁が楽しくなります。お父さんにとっては、家族から頼りに信頼されて、大豆を潰したり混ぜる力仕事を発揮する機会になります。お子様にとっては、味噌を作るというのはほとんどやったことがないと思うので、食べ物を作るという貴重な体験ができます。そして、家族で食卓を囲む機会が確実に増えます。そんなステキな手作り味噌をマルカワみそは全力で応援します。

食べ物の有り難みがわかり、食育に適している

食料廃棄率ってご存知でしょうか?

食べ物を食べずに捨ててしまう事なのですが、私たち日本人は年間5500万トンの食糧を輸入しながら、1800万トンも捨てています。
世界では飢餓に苦しむ方も沢山いらっしゃいます。皆様、食べ物が食べたいのに食べれない飢えの苦しみって想像できますか?
なるべく食べ物は命を頂く行為でもありますし、食べ残しは無い方がいいですよね。今は『おふくろの味』が『袋の味』にシフトしつつあり、手作りの機会が少なくなりますよね。

頭では分かっているのですが、なかなか、食べ物のありがたさって実感することって少ないのが今の日本の現状ですよね。そんな時は『手作り味噌』の出番です。

お子様にとっては食べ物とはなにか?というのを気づくきっかけにもなります。しばしば、小学校などで『手作り味噌教室』を行い、食べ物の大切さを説くと給食の残渣率が減る事例があります。食育というのは心と身体を育てる意味でも非常に大切です。手作り味噌には食育の基本的な考え方や取り組みが詰まっております。

また、手作り味噌を作ってもすぐには食べる事が出来ません。『お味噌さんを信じて待つ』という事が求められます。とかく今の世の中は生産効率向上や時間短縮などを求められますが、ゆっくり、じっくり醸すという事も味わい深いですね。

正真正銘手前味噌!

私ごとで恐縮ですが、自分は幼少期は『味噌屋が大嫌い!』でした、自営業で手伝いやあまり家族の時間がないのが辛い思い出でした。18歳になるまでお味噌さんは継ぎたくないな…とも思っていました。
しかし、18歳の時に転機が訪れます。それは『父との会話』でした。

『食』という文字は『人に良いもの、人を良くするもの』だ!今の世の中は食べ物も利益を優先したり、生産効率を上げるモノが多くなっているが、本当にお客様に心も体もよくなるようなお味噌をご提供したくてみそ作りをしているんや~と父から言われました。

その時に味噌屋をしよう!と決意しました。そして、どうせ味噌屋をするなら日本一美味しいお味噌を作りたい。ご提供したいと目標が生まれました。

まだまだ、勉強中の身ではございますが『日本一美味しい味噌は手作り味噌』という事がわかりました。

なぜ、手作り味噌がプロが作ったお味噌より美味しいのか?技術面はさておき、精神面で『愛情』が惜しみなく沢山詰まっているからと感じるからです。
お味噌を醸す麹菌は目では見えません。しかし、味噌を作ってくれています。その麹菌は目には見えないからこそ、味噌の作り手の目にみえない感情や心を感じる事が出来ると自分はみそ作りを通じて感じております。お母さんが子を思う気持ち。家族の笑顔のための味噌作り。そんな想いがトッピングされたお味噌は世界一美味しいお味噌になりますよね。

【まとめ】手作り味噌は兎にも角にも美味しくなる

上記のように手作り味噌はいいことばかりの内容が盛りだくさんです。
そんな、味噌作りは原理原則があります。ちょっとしたコツを学んでおくことをオススメします。

手作り味噌の販売ページを見ていただければわかるように、手作り味噌セットにはマルカワみその秘伝の書が同梱されております。はじめての味噌作りは失敗したくないな…と思うかたにはオススメの商品です。興味のある方は御覧ください。

この記事は 河崎紘徳(かわさきひろのり) が書きました
高校卒業後、日本料理の勉強がしたいと思い辻調理師専門学校入学。
日本料理特待生制度合格、2006年卒業生代表として答辞を行う。
大阪の梅田にある日本料理店に就職し、日本料理を学ぶ。
2007年マルカワみそ入社。
2015年福井県最年少でみそ一級技能士合格(国家資格である技能検定制度)
NHK文化センター様 味噌作り教室の年間認定講師

これからも健康に貢献出来る商品作りを続けてまいります。

味噌作りについて書いた記事です

マルカワみそでは味噌作りを応援してます。わからない事ございましたら気軽にご質問ください。

   
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