味噌作りの現場から感じた自然栽培のお米の特徴
味噌現場で感じた自然栽培のお米の特徴
マルカワみそでは大正3年から創業をしております。味噌造りにおいてはプロ中のプロです。
そんな味噌屋さんが、自然栽培のお米を使用していて感じた事をまとめてみました。
自然栽培のお米は蒸した時の香りが非常に心地良い
お味噌屋さんという職業柄、お米をいろんな種類麹に加工しております。麹を作るためにはお米をまず、蒸気でむさないといけません。
そのため、お米を蒸すと蒸気によっていろんな香りがします。お米に動物性の肥料が施肥されていると、ケモノ臭がしますし、稲わらなどは稲の土の香りなどが蒸気によって香ります。
しかし、自然栽培のお米は無臭です。それは何も肥料を与えない無肥料栽培を徹底しているから。蒸ししたお米からはほのかな心地良い香りがします。しかも蒸しあがったお米は非常にふっくら、外側が硬く中は柔らかく炊きあがります。
蒸しあがったお米が輝いている
写真をみるとわかるように蒸したお米がお天道様にあてると、透けて見えますし、輝いています。
このように蒸したお米の状態がよいと、お米も応えてくれるかのように輝きます。非常に炊きあがりとお米がよいとこのようなお米になります。
握手しているようにくっつくお米はいいお米
『小練り餅』と言いまして、蒸したお米を軽く握るとこのようにお米とお米が握手しているようにくっつきます。
このようにお米がくっつくことが米の蒸し具合やその後の麹造りに非常に大事になります。
除草も手除草で、丁寧に、草の種1つ残らず、丁寧に丁寧に作業しております。夏場の除草は言葉では表現できないほど重労働です。そんなご苦労とご家族の皆様の愛情がこもった作物や気持ちはお米にもぎっしりと詰まっています。美味しいはずですね。
自然栽培でつくられた商品でオススメは玄米麹です
マルカワみそでは自然栽培の素晴らしさ、そして、生命力あふれる食べ物から心身共に健康になるという想いを広めたいので、積極的に自然栽培の商品を開発しております。
詳細は自然栽培のカテゴリからご覧いただけます。
そのなかでも店長のオススメは自然栽培の玄米麹です。
麹のカテゴリの中でも非常に売れ筋ですし、麹の香りが良い商品です。
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