マルカワみそさんの菌の力について
※この記事は個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。
マルカワみそさんの商品は、本当にどれも美味しく、消費者が本当に安心して生産者さんを信頼して、口にすることのできる唯一の食べ物で、身体だけでなく、心にも染み渡ります。福岡伸一さんという、生物学者の方が、どうして良い食べ物を食べないといけないのか、という理由を著書の中で述べられていました。その理由は、シェーンハイマーというユダヤ人の学者が食べた物が消化されて身体の栄養になるのでがなく、食べた物が体内で分子レベルに分解され、それがそのまま身体の一部に入れ替わるということを実証したためだということでした。それゆえに、私は口に入れるものを安易に選んではいけないと、材料の生産者さんから加工者さんに至るまでできるだけ真摯に向き合うよう心がけています。
そして、身体に入れるものと自身の身体をできるだけ体調をよくするために、均衡状態に保てるようにしています。
昨年からぬか漬けを作っています。今は、マルカワみそさんからのぬかを使用していますが、以前は近くで購入できる有機栽培米(販売者さんからそう伺っていた)のぬかを使っていました。しかそながら、なぜかぬかがあっという間になくなり、ぬかを継ぎ足しても継ぎ足してもきりがない状態でした。自然栽培等をされているプロの農家の方の中には、本当に土がよい食べ物は害虫が食べに来ないし、食べられたとしても野菜の自然治癒力が勝っているため害虫に食われない、そして、その野菜を食べた害虫はその野菜が良くないからたべるのであって、その後、その害虫もすぐ死ぬとのことでした。それをぬか漬けの世界に当てはめてみると、ぬかの中の微生物と、ぬかが均衡状態を保てず、微生物がぬかを食いつぶしているのではないか、という仮説を思いつきました。マルカワさんのぬかに変えた途端、ぬかが急激に減っていくということもなくなり、臭いと思うことも全くなくなりました。やはり、どんな生物であっても本当に身体に良いものを求めているのだと気付きました。
味噌についても、マルカワみそさんで発酵された味噌に併せて自分で作った味噌を食しています。自然栽培米の米麹に、自然栽培の大豆を使用していますが、短期間でどんどん発酵して色が濃くなっていくのに驚きます。米麹の中にマルカワみそさん独自の菌が宿っているのを感じます。味も本当にまろやかで美味しいです。
新型コロナが流行することで、特に食の在り方を考えるようになりました。過去の日本人が大事に守ってきた食に立ち返って自然環境や多くの菌と均衡を保ちながら共存していくことこそ、重要なのではないかと思います。マルカワみそさんの商品、そして、それに関わっておられる多くの職人さんや、生産者さんたちが、この状況を変えることのできる鍵の一つを握っておられるのではないかと思います。
本当に、いつもありがとうございます。
たけのこちゃん 様